100年に一度と言われた大不況を突っ走りながら、幕を開けた2009年、
ギリシャの金融危機でユーロまでもが失墜し、混乱を極める2010年。
一時はあんなにもてはやされたヘッジファンドの会社も、うち90%は大打撃を受けたのでは。
ですが、こんなご時世にも、ニューヨーク近辺には、3人も、
長者番付の上位に名を連ねる威勢のいいヘッジファンドのビリオネアが存在します。
複雑なサブプライム関連商品を開発し、
それをゴールドマンサックスと組んで売る一方、
自分たちは密かに値段が下がるほうに賭けることで大当たりをし、
詐欺疑惑の張本人であるかのようにマスコミに叩かれているジョン・ポールソン、
相場の神様といえば、ジョージ・ソロスかこの方か、といわれるほどのベテラン、
数年前に、もうちょっとで誘拐されそうになるという事件があり、
以来、セキュリティにはめちゃくちゃ神経質になっているらしいのだけど、
コネチカットの豪邸には、マネ、モネ、ピカソ、デ・クーニング、ジャコメッティなどなど、
一点が百億円を超える名画も含む、メトロポリタン美術館ばりの絵画コレクションを誇るスティーブ・コーヘン、
そして、拙ブログでもご紹介済み、ソーシャライトとして赤丸急上昇の奥方、リサさんの夫でもある、
フィリップさん。
こちらもサブプライム商品を空売りして莫大な利益を上げたクチ。
(都合上、ここではラストネームは書きません。許してね)
この3人、調べていくと、いろいろと共通点があります。
コーヘンとポールソンはニューヨーク近郊の生まれ、
ポールソンとフィリップはハーヴァード大学の出身、
で、80年代からつい最近までは、ポールソンとフィリップは大変に仲が良かったらしい。
そろって、アッパーイースト住まいでもあります。
コーヘンとフィリップは本格的にスポーツにのめりこんでいた時期がある。
そして、もっと面白いのが、3人とも、現在仲良しの妻がいること。
しかも! 本人たちは、そろって高学歴の持ち主なのに、
妻たちは、揃って大学を出ていないこと、
ポールソンの妻は、19歳で見染められた彼の元秘書、
東欧の国を逃れてアメリカに来た方、
フィリップとコーヘンの妻は、どちらも、ニューヨークのハーレムの出身、
貧しいヒスパニックの家庭で育っているのです。
まるで、シンデレラ物語真っ青って感じでしょ^^
ほら、俄然彼女たちに興味湧きませんか?
ということで、このエントリー、
まだまだ続くでございます^^
今日もよい1日をお過ごしください!