今回は、リボン・フリル好き女子のみなさまへ | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

わたくしの本に対し、予想をはるかに超えるたっくさんの御応募をいただき、びっくりしております。

興味をもっていただき本当にありがとうございます。


まだNY時間で、締切まで数時間ありますよ。

よろしければ駆け込みでご応募くださいませ。


ベル二つダウンのコラムをご覧くださいませ。




さて、これまでのところ、出来上がった男が嫌いなのは、どうやらリボンとフリルだということを書いてまいりました。


そして思い出しました。

ウエディングドレスをオーダーするにあたり、夫がこう言ったことを・・・

「どんなドレスでもいいけれど、お願いだから、フリルやリボンがついたのだけはやめてね」


その時、フリルやリボンのないウエディングドレスを探すのにどれだけ苦労したことか。

あの頃、リボンやフリルを使わないウエディングドレスをイタリアから輸入販売してらっしゃる

Arteamore ちゃんとお知り合いだったら苦労はなかったはずです。


でも、その時は、夫が日本人じゃないからそういうツレないことを言うだけであって、

われらが日本男児は絶対そんなことは言わないに違いないと、なぜかずっと信じてきたわたしでした。


しかし日本男児も、出来上がった男はどうやらリボンやフリルがお嫌いであるらしいだなんて。



それに対し、「え~っ! ショック」だとか、

「わたしはリボンもフリルももともと好きじゃないわ」などいろいろなご意見をいただきました^^


でもね、

かく言うわたし、今日も着てるわよ~。

胸のところに金のスパンコールでリボンがモチーフになった焦げ茶のAラインのタンクトップ。

っていってもちょっとイメージわかないかもしれないんだけど、これがかわいいんだから~^^

というか、わたしは少なくとも気に入っているし、

娘とお出かけするときは、こんな服が気分なのです。

(娘はリボンに興味なし、アバクロとかHollisterとかばっかりですけど)


けれどわたしとしては、仕事では、グレーとかの辛口なスーツか、気どった白のジャケットとかが多いから、時には甘い変化がほしいわけです。


男がリボンやフリルが嫌いだからって、あなたのワードローブから一切合財のリボンやフリル遣いのお洋服を処分する必要はないというお話はいたしました。


大丈夫。

あなたの彼やうちのようにリボン嫌いの夫の気分を害することなく、しかも自分も幸せな気分で日々を過ごせる手段はあります。


というか、数々の失敗の後、ようやっとどうすればいいかに気付いたわたしではありますが。


その概論については、どうか騙されたとおもって、拙著の84ページからをご覧ください。

ニューヨークの賢くて魅力的な女たちは、もしかパリや東京の女たちより、こういうことはホントに上手。

これぞ、ファッション面で幸せ体質を強化する基礎なのかもしれませんね。


そして、納得いただけたら、次は146ページにどうぞ。



ね、これでいかがですか?


リボンやフリルは男には好かれなくても、

女同士では、不思議な絆でつながるきっかけになったり、

上手くすれば好かれたりするきっかけにはなるかもしれません。


いいんです。女がリボンやフリルが好きなのは、古今東西、DNAレベルでインプットされていることなんですもの。



これは大統領夫人時代、インドを旅したときじゃなかたかしら。ほら、ジャッキーもおリボンでしょ~。

メトロポリタン美術館の回顧展で、わたしがもっとも好きだったジャッキーのドレスです。




あのキャロリン・ビセットだって、フリル着ているわ。しかもこれ、ヨージ・ヤマモトって信じられます?



そう、


男には好かれるけど同性には嫌われる女がいれば、


男にはウケないけれど、女には好かれる女もいる。


でもわたしたちが目指したいのは、男女どちらにも好かれることではないかしら。


もちろん、本当に幸せになるためには、100人が100人に好かれる必要はなくて、

本当に肝心の男女1人ずつに好かれるほうがうんといいというのがわたしの信条ですが。


というわけで、わたしのファッションへのプリンシパル、反論ももちろん、耳を傾けたく思いますが、共感いただけたらうれしいです。




さておまちかねでございます。

次回は、大好評の森岡語録より、

「出来上がっている男が好きな服」についてです!


いつもおつきあいありがとうございまふ。