今回、とんぼ帰りで日本に帰国した際、
何よりうれしかったのは、大学のゼミの友人たちとランチをする機会があったこと。
それに、わたしにとってはまさにSex and the City のノリの友人(って、まぁ言わせてよ(*⌒∇⌒*)、
子供地球基金の鳥居晴美 ちゃん、岩佐文恵 ちゃん、そしてフク ちゃんともディナーで集まりました。
今回は会えなかったけれど、高校時代の女友達や、幼稚園時代からのおつきあいという友人とも、帰国するたびに結構マメに会っています。
大人になって、デキあがっちゃった後に、新しく盛り上がれる友人が見つかるっていうのも、それはそれで最高に楽しいタナボタですが、昔から、つまり鼻垂れ小僧だったり、遠足の帰り、我慢できなくておもらししちゃったことなども知っていて、今更何も隠し事などできない、弱みを握りあった、まったく気どる必要のない友人がいるっていうのも、本当にありがたいことです。
お互いに長年の経験で、どこまで言ったら、相手は気分を害するかの限界が分かっていて、半面何があってもここぞというときは、絶対に自分の味方になってくれるだろうという信頼感などを暗黙の了解で分かりあっているって、なんてほっとする関係でしょう。
わたしみたいな人間がここまでなんとかやって来れたのは、本当、友人たちのおかげです。
それから、長年のおつきあいといえば、数は少ないけれど、男、女と性は違っても信頼感や友情のかたさでは同性のともだちにも負けるとも劣らない異性の友だち、みなさんにもきっといらっしゃることでしょう。
わたしにもいます。
特に、今思い出しても穴をほってはいりたくなるほど「やんちゃ」でめちゃくちゃだった時代のわたしを知っているのに、それでも時の流れを超えて変わらず友達でいてくれる男ともだち。
しみじみありがたいっ!
しかも、それがすごくいい男でセクシーであればなおのこと。
でも、どちらかが結婚した後からでは微妙なバランスの不均衡から、 わたしみたいなタイプは警戒しすぎて生まれにくかったかもしれない友情で、またはどちらかが独身のままでも続かなかったかもしれない関係。
そんな、夫も公認の長年の男友達をあげるとすれば、わたしの場合は、過去記事でもご紹介した森岡弘くんです。
もちろんわたしたちにも、わたしがNYで相変わらずシングルしてたころ、森岡くんが一足先に結婚し、子供が生まれ、直後に白血病で生死をさまようという期間があり、連絡が取れなくなっていた10年以上の歳月がありました。
でも、縁のある関係って、必ずいつか、時の流れを飛び越えて、また引き寄せ合うんですね。
過去記事 ちょい悪を越えたいい男を仕掛ける男
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高校時代は、野球部のエースピッチャーで、今でも時々夢にみるほど、
本当はプロの選手になりたかったという早稲田大学出身のバリバリ体育会系の彼、
何を間違ったか(だから人生面白いんだけど^^)今やファッション界の大御所です。
ちなみに彼が手がけてきたことといえば、
六本木ヒルズ、エストネーションのあのセクシーな広告、
デザイナーズマンション、ビーコンタワー
、
大物政治家や世界に名高い大企業の社長のマスコミ向けのスタイリング、
某外車や航空会社の制服を創ったり、
そうそう、pinkrouge さ~ん、彼って、あなたの大~好きな徳永英明さんの前回のコンサートや東儀秀樹さんという、もともとセンスのいい方たちのスタイリングもお手伝いしているのよ~^^。
この業界には珍しく体育会でびっしり鍛えられてきた彼、
だからその不思議な硬軟のバランスから、
ピシッと時間厳守、約束は絶対に守る、先輩を立て、後輩の面倒見がいい、
そして口は貝より硬くて律儀、みたいなそんな美徳を兼ね備えているのでしょう。
彼も夫婦円満、わたしも自分の生活が大事、
だから暗黙の了解で、絶対に「その一線」を超えることはないと承知している関係。
白血病で死を覚悟し、今も3か月に一度の検診は欠かさず、毎日を一期一会の気持ちで生きている彼。
「今の人生はおまけだと思っている」といい、
業界でこれだけの地位を確立しても相変わらず謙虚に、
「ファッションという世界に棲む自分は、なんだか人生の上澄みだけを生きているようで引け目を感じる」
という彼。
でもだからこそいただいた仕事はきっちり誠意をこめてこなしたいともいう。
「おまけの人生を悔いなく生きるために、何か社会の役に立てることはないかと模索している」彼。
わたしはきっとそんなところが好きなんだと思う。
次回は、森岡弘お得意の、あまりに鋭くて、う~んとうなってしまう「男と女のファッション哲学」、
ファッション語録の一部追加をぜひみなさんとまたシェアさせてください。
独り占めしているなんてバチが当たりそうな、なるほど~ということなのよ^^