天才は1%の才能(or ひらめき)と99%の努力で創られる
NYフィルの北朝鮮公演より
ヘイヤンは向かって左寄り前列から3番目ぐらいのところにいます^^
音楽家もスポーツ選手も、数学者、その他、科学者たちだって、みんな同じはないでしょうか。
ってなことを、
尊敬する日本を代表する世界的ピアニスト、内田光子さんが、
キャリアを遂行するために子供をもつことを諦めた、というようなことをどこかで読んだり、
有名な千住家の真理子さんも同様に、
プライベートな部分でかなり多くのことを犠牲にしてきたと知ったりすると、
その「凄絶なまでの影の努力」にわたしは戦慄を覚えます。
そしてそのレベルの努力を達成するために、
いかに家族や本人が一丸となり、またその代償として多くのことを犠牲にしてきたかということを考えると、一瞬でも迷いがあったら、それはもう達成不可能なほど、厳しいものではなかったかとすら思うのです。
きっと彼女たちは、一つのことを成し遂げるために、100ぐらいのことは犠牲にしているはずです。
そして最初からきっちり優先順位をつけ、まっしぐらに突き進んできたのではないでしょうか。
それはもうわたしみたいに、迷走の名人、人生は迷いだらけの人間には、ちょっと考えられないことです。
今だって、ちなみに、毎日のように今日こそブログをやめようか、いや、やっぱりがんばろうと、迷いっぱなしです。
悩みながらもこうして続けられるのはまさにみなさんのおかげなのです。
これまでもこんな調子で挫折多き人生を送ってきたわたしにとって、
「迷わず、継続できる」ということはそれだけで凄い才能の一部ではないかと思うのです。
そう、ヘイヤンの人生に「迷い」という言葉ほどに合わないものもありません。
(初めて来てくださった方、ようこそ! ⇒がヘイヤンです)
彼女は時間の使い方の達人でもあるのかもしれません。
限られた24時間を有効に使うためには、迷っている暇などありません。
スポーツ選手だって、迷えば、タイムが0.1秒遅れるかもしれません。
フィギュアスケートをしていたらダブルアクセルに失敗するかもしれません。
ヘイヤンは、ヴァイオリンの練習のためには、
年頃になっても男の子とデートしたり、女友達とお買いものに行くという時間すらなかったといいます。
しかも、家族そろって韓国からNYに来ちゃったのです。
周囲の期待というプレッシャーも相当なものだったでしょう。
それでも彼女は、「自分に本当に才能はあるのか」とか「ほかにもっとふさわしい道があるのではないのか」などと揺らぐことはせず、ヴァイオリンの道をまっしぐらに進みます。
昨年、NYタイムズで、屈指の名門音楽大学ジュリアードの卒業生たちのその後、という特集がありました。
いくらジュリアードを卒業できても、結局、プロの音楽家として成功いているのは本当に一握り。
残りのほとんどは、結局人生の方向転換を余儀なくさせられる、という内容でした。
でも、これだけなら、「あ~、これまで他を犠牲にして音楽まっしぐらに来てしまったわたしはなんだったんだろう」ということにもなるのでしょうが、すごく感慨深かったのは、ジュリアードの出身者は、まったく違う道に進んでも、みんなそこそこ成功することなのです。
つまり、それまでの人生において、ひとつの目標に向かって努力し、しかもそれを継続する術を身につけています。
その精神力の強さ、本番での強さが別のキャリアでも行かされているということなのでしょう。
しかしヘイヤンはジュリアード音楽大学、大学院と順調に進み、見事NYフィルに、ヴァイオリニストとして雇われます。
でも、もちろんヴァイオリニストになったからといって、それで練習の必要がなくなるわけではありません。
練習は一生続きます。
そしてパフォーマンスは毎晩続きます。
単調といえば単調な毎日です。
昼間は練習、リハーサル、夜はパフォーマンス。しかも毎日が本気の本番です。
また海外公演が決まれば、その期間、わたしの都合は悪いなどと言えるはずもなく、
体調を崩している暇もありません。
つまり精神力だけではなく、体力も相当に使う仕事なわけです。
そしてこんな調子でヘイヤンは第一線のまま30代を迎えます。
さて、ヘイヤンの真骨頂はここからです。
ヘイヤンの辞書に「迷走」という文字はないと書きました。
ヘイヤンの辞書にはこの文字もありません。
不可能。
ヘイヤンは、先に結論を言ってしまうと、30代で結婚、そしてなんと2人も! 子供も作っちゃいます。
子供がいたら、海外公演に行けなくなる、とか、
昼間思うように練習できなくなる、とか、
夜の公演はどうこなせばいいか、と考えたこともあったでしょう。
けれど、不可能だとは思わなかったのです。
そして、NYってところは、そんなクレージーにも思える意志の強さと本気のやる気を応援してくれるような、不思議なポジティブな空気があるんです^^
さて、次回は、ヘイヤンが人生のパートナーとして選んだ彼とは一体どんな人だったのか。
そう、彼をみるなり、
「可愛い(cute)」と思ったというその彼がまた「うそでしょ、こんなすごい人いるの、ホントに~」といいたくなるようなとんでもない人なの。
次回は、その辺りからまいります≧(´▽`)≦。
繰り返すようですが、こうしてブログを続けられるのも温かいコメントをくださったり、
読者登録という形でお声をかけてくださり、「見える関係」を築いてくださるみなさんのおかげです。
本当にありがとうございます。
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