こんにちは♪
今日も、魅力的で進化したリーダー、ジョン・ウッドについてです。
ジョンの魅力については二つ下のコラムをご覧くださいませ。
ブログでも時々コメントをいただく、エンターテイメント関係の通訳をしているKeikoちゃんのご紹介で、ジョン・ウッドと彼の「Room to Read
」そして日本支部を立ち上げたスーザンをSeven Hills
誌上で取り上げていただけることになりました。
そして、ジョンがNYに来る時期に合わせてわたしがインタビューをさせていただくことになり、彼に直接取材申し込みのメールを、ある晩送りました。
すると・・・
送信ボタンを押して1分もしないうちに、メールボックスに、John Woodからのメールが届いていることを発見しました。
返信があまりに早いので、
「あぁ、自動的に送信される不在を知らせるメールね」
と思って開いてみたら・・・・・なんと、
「Hi Rumi・・・・・」
で始まるジョンからのメールでした。
「取材の申し込みありがとう。すごくうれしいよ」
と、それは、こちらを惹きつけるもので、
「今、デリ(インド)で会議の最中。だから夜スケジュールをチェックし、調整してから改めてメールします」
と、文は短いけれど、いただいたほうは、すっごくうれしくなるような内容でした。
わたしは大好きな人から手紙をもらったときのような、天にも昇る気持ちになり、なんだか浮かれちゃって、普段は絶対嫉妬をしない夫さえも、ちょっと面白くない顔をしていました。
まさに! これなんです!!
ジョンがブラックベリー
かもしくは, あのビル・ゲイツもライバル社の商品でありながら絶賛したマックのi phone
を持っていることは歴然ですが、それにしても、この心遣いはだれにでもできるものではありません。
そして、
ふと周囲を見回して、わたしはある重大なことに気づきました。
ジョン同様、多忙を極めるであろう「デキる人間」ほど、メールの返信が早いことに。
たとえば澁澤健
さん、
健さまのお返事の早さにはいつも舌を巻きます。
スーザン
、岩佐文恵ちゃん
、鳥居晴美ちゃん
、
一体いつ寝ているの? という人ほど対応が早い。
わたしなど見習うべきことばかりです(汗)。
そして、ジョンの行動力、決断力もものすごい魅力です。
ジョンは、マイクロソフト時代、企業戦士としての日々に疲れ、ヒマラヤの奥地へと一人で旅をしたことはお話しました。
カトマンズから2日間、歩きとおしてやっとたどり着いた小さな村では、きらきらした聡明そうな目をした8歳の男の子が鄙びたバーで働いていて、ジョンに裏の川で冷やしたビールを持ってきてくれます。
そして知り合った英語のできる男性に村の学校を見せてもらいます。
そこには小さな学校と、ほとんど本のない図書館が。
ジョンは、つい、次に来るときは、子供たちへの本を持って帰ってくることを約束します。
現代のリーダーは、子供と一緒の姿が似合う、育児に参加していることがmustではないかしら。
カトマンズに戻ったジョンは、すぐに友人たちに、一斉メールを送ります。
家の中で必要のなくなった子供向けの本のうち、コンディションのいいものを送ってくれと。その行為が、きみたち(友人)の想像をはるかに超え、大きく感謝されることを力説して。
当時住んでいたオーストラリアかコロラドに住む父親のところまで送ってくれたら後は、責任をもってヒマラヤの奥地の学校まで届けると。
すると・・・
なんと3千冊もの本が、ジョンのお父さんのガレージに集まってしまいます。
さて、たくさんの本が集まったのはいいけれど、どうやってヒマラヤの奥地まで送ればいいのでしょう。
だって、カトマンズからは徒歩でしかたどり着けない場所です。
住所を書けばそれで現地まで自動的に3千冊が配送されるというものではありません。
また関税の問題もあります。
次なるチャレンジはそれでした。
そしてここで大活躍するのはジョンのお父さんでした。
ジョンのお父さんがこれまたすばらしいのよ。
さて、お父さんのクリエイティブなアイディアとは。。。。。
ここからは、ぜひこちらの本を読んでみたください(^∇^)
続く
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