お騒がせしました。
何人かの方からいち早く、安否を気遣うメールやお電話をいただき、恐縮しております。
おかげさまで、わたしたちは大丈夫でした。
爆発はクライスラービルより高くコンクリートなどの破片が飛び散ったそうで、
一時は、またしてテロ行為なのかという思惑も流れたようですが、
単に老朽化しているパイプの破裂のようです。
(NYのこういうすべてが大変に状態が悪いのが問題です)
昨年は近所のビルに飛行機が突っ込んだばかりです。
ニューヨークのようなところに住んでいると思います。
一瞬先はバラ色と思って生きるのがわたしは好きだけど、
一瞬先は闇って言葉も残念だけどありかも。
だからこそ、一刻一刻を大切にしなければと思います。
一期一会の日常を大切に、
みなさまとのご縁を大切に、
今日という日に感謝して生きて生きたいと思います。
photo/NYTimes
今朝、娘が一ヶ月弱のサマーキャンプに行くため、ウエストチェスターまで、車で送ってきました。
夫が昨夜突然、ボストンへの出張が入り行ってしまったので、緊張しながらわたしが運転手でした。
途中、霧が深い場所があって、道を間違えないか、遅刻しないかすごく心配でしたが、目的の大学の大きな駐車場まで無事到着したときの達成感たるや。。。
そこから、メイン州まで向かうバスが出るのです。
大型バス3台が待機していました。
そして、ほとんどの家族はお父さんもいっしょに、犬まで連れてお見送りに来ている家族もあって、とてもいい雰囲気でした。
あちこちで、キスの雨を降らせていたり、
親に抱きついて泣いている子どもがいたり、
うちの娘みたいに緊張が過ぎて、ムツッとしている子がいたり、
さまざまでした。
いよいよバスが動き出し、見えなくなるまで手を振りながら、
不覚にも涙が止まらなくなってしまいました。
娘に
「マミ、泣くんだったら、サングラスしてね」
といわれていたのを思い出してあわててサングラスをしました。
他の家族たちが
「バ~イ、じゃぁ、ハンプトンで会いましょうね」とか、
「この後、夫婦でヨーロッパに行くの」と話しているのをよそに、
わたしはすごすごと車に戻りました。
帰りは、お見送りの車がいっせいに駐車場を出たので、一時渋滞。
メルセデス、レクサス、そして運転手つきのSUVなど。
ハイウェイに乗って、スピードを上げて、
わたしは泣きながら、娘のCD、Ashley Tisdaleを聞きながら帰ってきました。
こうして、子離れの練習をしているのだと、そう自分に言い聞かせながら。
やや引っ込み思案なところのある娘も、
キャンプから帰るまでに、スポーツ三昧の毎日、
楽しいけれど不便なこと、我慢しなくてはいけないこともあるはずの集団生活を、大勢の子どもたちと、湖に面した大自然の中で送るうち、なんでも自分のことは自分で出来るインディペンデントな子どもに成長するんだろうし、もっと自分に自信もつき、一回りもふた周りも大きくなって帰ってくるんだろうと思います。
午後3時にはキャンプから電話がありました。
「みんな無事に到着しました。ご安心ください」
というメッセージでした。
なんとすべての家族に連絡をしているのですね。
明日は、キャンプのホームページにログインして娘の楽しそうな写真を見ることが楽しみです。
明日も、みんなが無事で、健康に楽しい1日を過ごせますように。