今1人で細々と練習中なのは
中級でもギリ弾けそうな、
スクリャービン:
”8つのエチュード” から4番 嬰ヘ長調 Op.42-4
長さは、演奏時間が2分半から
3分以上の人までいるくらい。
楽譜は最初3ページ版を使っていたが、
2ページにまとまっている方が使いやすいので
下のサイトから取った。
ここ↓からとれる。 |
スクリャービンは1915年に亡くなっているのでもちろん著作権は切れている。
1903年、31歳の時の作曲のようだ。
で、楽譜を変えたら
何か違うと思った所があった。
あれ?っと思って
比較すると、
最初から4小節目に1カ所、それと
始まりと同じ 後半の再現部分の同じ音に
ナチュラル♮が付いている。
(↓の写真のピンクの印の音)
(写真左が最初の楽譜 ・ 右が2番目にプリントした楽譜)
どちらの楽譜も上記サイトにある
同じ曲の複数のファイルから
好きなのを選んでダウンロードしたものだ。
(最初のバージョンも、
ナチュラル♮のついたバージョンも複数ずつある。)
作曲者の書いたオリジナルの楽譜はどうなのか、
このサイトでは調べられないけど、
他の楽譜を見たり、
Youtubeで演奏を聞くと、
最初に練習を始めた楽譜の方が正しいようだし、
スクリャービンらしい感じもする。
なので、最初の楽譜の音で弾くことに決めた。
最初に使った楽譜と同じものはココにもある↓
ここ↑を見るとモスクワで作曲、と書いてある。
曲の形式はここ↓に書いてある。Wikipediaすごい。
これらの動画 ↓では、楽譜が上↑のと同じ。(最初のバージョン)
↓解説しているこの好青年先生?も最初の版で弾いている。
英語なので何を言っているのか分からないけど、この曲が好きなのは分かる。
そんなわけで、
そのまま練習を続けよう。
1年くらい練習すれば少しはすらすら弾けるようになるだろうか・・・。
(子供のピアノの先生が、6月の小発表会に誘ってくれているが、
形にならなくても出ることになるかな?
2カ月を切っている、心配!)
~ ~ ~
スクリャービンはここ↓
(”外部リンク” はリンク切れが多い)
この曲Op.42-4が
とても優しく甘美で
少し官能的な感じがあるのは、
1902~3年はスクリャービンが
その後一生を共にする”愛人”
(2番目の妻と考える、
子供も3人いるし)と
出会った後のためか...。
2011年にモスクワに行った時
スクリャービンの家博物館に訪れた。
彼が弾いたピアノも、亡くなったベッドも見た。
いつからそこに住んでいたかは知らないが、
この曲はその家で作曲されたかもしれない。
そう思うと、胸が熱くなる。
↓ ↓ ↓
と書いた所で、
Wikiに
1904~1910年まで外国にいた、
と書いてあるので
残念ながら違う可能性が高い・・・。
1910年以降に住んだであろう、最後の家は博物館になっている。