ピアノの発表会が終わった後には
もぬけの殻になった。
・ ・ ・
毎回、本番が近づくと
発表会が近くなると
指(だけでないけど)の怪我が怖かった。
だから後回しにできる用事は全部後回しにしていた。
その為
発表会の翌日からの”やることリスト”が
もの凄く大量に待っている。
・ ・ ・
発表会当日
いつもの通り、ソロの本番は
60-70%の出来、と言っていいのかな。
いつものこととはいえ
練習の成果が発揮できずにかなり悔しい。
リハーサル
ここまで環境の変化に対応できないとは思わなかった。
リハーサル前、家で少し弾いてから行った。
先に娘がソロを弾く。
場所とピアノが違う以外に
先生がいて、娘もいて、夫もいる。
それだけなのに
何これって程、全く弾けなかった。
1小節ごとに躓いているような調子で、
弾き直しばかりしていた。
がっくりしている私に
「もう1度弾きますか?」と
先生が声を掛けてくれる。
2度目も大して変わらなかった。
その後の連弾はまあまあ。
本番まで少し時間があったので、
一旦昼食に帰宅して軽く食べ(させ)、
少ない時間だが、ピアノの前に座る。
本当は練習時間がもっとあれば
もっといい結果になったハズだが、役には立った。
本番
1曲の中でいくつも失敗は起きた。
(間違って弾き直したが止まらずに
そのまま弾き続けられた所は何か所もあったが
それはカウントせずに)
止まって弾き直した所は2カ所あった。
1つは止まってしまった後、
家での練習のように和音を1音ずつ
アルペジオみたいにポロロロンと半分無意識で
確認してしまった。
2ヶ所目は一番盛り上がる所で止まってしまい弾き直した。
が、
前回の発表会みたいに、
最後の音で間違わなかっただけマシか?
つくづく思う、本番に弱いって。
ベヒシュタイン
今回の小さなホールのピアノは
ベヒシュタイン!!!
弾きたくてたまらなかったグランドピアノなのに
弾いている時の記憶があまりない。
グランドピアノにしては小ぶりに見えた。
鍵盤は軽めで、
弱く押しても音がかすれずに鳴る!
(↑ここ重要!
”PP”を出したい時、鍵盤の押し方?が弱すぎて
音にならない事がよくあるため)
こんな憧れのピアノをせっかく弾けた!!
だが、あまり記憶がないなんて…。
何だか残念だ。
一番弾きたかった曲なのに
このソロの曲は
一生で一番弾きたかった曲だった。
15カ月間頑張ったのに、
満足感も達成感も、今回は感じなかった。
それよりも何だか不満というのか
もやもやが残った気がする。
心にぽっかり穴が開いた感じというか。
何だろう。
本番が終わった日の夜
本番が終わった日の夜は激しく疲れを感じた。
眠いのに寝付かれず、
肘から手首の間が両方とも酷く痒く感じて
かきむしっていた気がする。
「何食べたかな、アレルギーかな、
夕飯の何がアレルゲンだったのかな」
とずっと考えていて眠った気がしなかった。
朝になると、全く症状もなく搔きむしった痕もなかった。
暫く症状がなかった脚の攣りも戻ってきて
夜中の2時か3時に起きて、薬を探した。
効いたか効かないか、攣りは酷くはならなかった。
ただ精神的な何か、
得体の知れない塊が残ってしまった。
明け方には(覚えてないけど)変な夢まで見たので
熟睡できなかった気がする。
(その日仕事が入ってなくて良かった。)
前日は疲れないで翌日を迎えられる為
(パートの)シフトも入れてなかった。
が、それが助けには特にならなかった。
他には
緊張対策もした。
緊張対策
最終レッスンの時
「人に聞いてもらう練習ができてないので、
レッスンを一緒に来ていた娘に見てもらう」
と先生に告げた。
先生もお知り合いの話をしてくれた。
「ご主人に横で見ていてもらうんですって。
それもできるだけ近くでじぃっと…」というような内容。
やっぱりそういう事もあるのか…と思い
前々日に娘の他、夫にも近くで見てもらった。
が
長い曲ではないのに2回目で飽きたらしく
途中で傍を離れて立てかけてあった棒を見ていた。
で、ずっと昔を思い出したのか、
おもむろに手に取ると剣道の”構え”をしていた。
(ダメだこりゃ…)
という風に
緊張対策のうち
「見て聞いてもらう練習」をした。
結論
だが、当日は
リハーサルの時、
先生と夫と娘しかいないにもかかわらず、
全くの滅茶苦茶だった。
やっぱり
「楽器そのもの」や「場所(環境)が違う」のが
強く影響しているようだ。
これは準備もしにくい。
発表会というのは
そういうものだから、
これだけはどうしようもないのかもしれない…。
↑前回も原因と対策考えていた。
このホールは来年閉館するということだ。
せめてもう1度ベヒシュタイン弾きたいな、と思う。
本文ではソロの話ばかりだったけど、
娘との連弾もあり、
そちらはソロの後だし
2人一緒なので硬くならずに楽しく弾けた。
ソロががっかりの反面、
ベヒシュタインも弾けたし、
全体にまあまあということで、
”満足” という感情が
しばらく後になって出てきたし で
良しとする。
最初の下書きの日付が3月30日、
実際の公開日は4月28日です。

