今日、素敵な出会いがありました。
子供の小学校(街外れです)の前に住宅地があって、通学路からちょっと入ったある一軒の前にプレハブ2階建てが建っています。シャッターが開いているとき中にピアノやら古そうな楽器が見えるんです。

ずっと興味があったのですが、今日子供の用事で学校に行った帰りにちょっと見てみたら人がいたので、思い切って話しかけてみました。

27日に80歳になるというおじいさんですが、お年なので現役から退いて一緒に住むように長男から言われてここに来たんだそうです。でも、人があまり来なくて退屈なんでしょうね、嬉しそうにいろいろ話してくれました。

お じいさんの目の前には100年のスタインウェイがあって、自動ピアノだったので、機械を外して鍵盤を全部短くして作り直していると、話してくれました。鍵盤も見せてくれました。柔らかな手さばきで弾いて音も聞かせてくれました。

それだけじゃなく2階に案内してくれて100年前の横浜のオルガンやら120年前のクラヴィコードだとか、説明しながら音まで聞かせてくれました。博物館に寄贈しようと思ったけど、友だちが「博物館じゃ置いとくだけ、使わなければ楽器が死んでしまうよ」って言うからまだここに置いてるんだとのことでした。


何だか不思議な出会いです。うちのボロギターの壊れたところをを直してもらえないかと思って話しか けたんですが。暑いプレハブでおじいさん、ちょっと心配です




手がけたお仕事の記事を見つけたので載せておきます。

素敵なおじいさんでした。これからも素晴らしいお仕事期待しています・・・。