「視点を変える」はコーチングセッションでもよく使うスキルです。
今日は、自己肯定感を上げる…自分軸で生きるためワーク
ステップ5 鏡の法則 のつづきです。
③相手の立場に立ってみる。
あなたがもし、親との間にわだかまりがあるならば、お母さんやお父さんの立場に立ってみましょう。
あなたがもし、傷ついた過去と葛藤しているならば、その人の立場に立ってみましょう。
☆ご両親ははあの時、どんな立場で、どんな環境で、どんな気持ちでいたでしょうか?
☆あなたを傷つけた相手は、どんな気持ちでいたでしょうか?
想像してみましょう。
例)父は高学歴でインテリだったが、社会からドロップアウトし、田舎に帰ってきて母と結婚した。父の中には、自分はこんなところにいるはずではないという焦りがあったと思う。
エリートコースを外れてしまったことが悔しかったのだと思う。
母は、子供のような父をもあやして面倒見ながら、経済的にも大変な思いをしながら、子育てしていた。
☆もし、あなたが同じ立場だったら、どんな行動をとりますか?想像してみてください。
④第3者になってみる。
今のあなたを、誰か他人の目でみてみましょう。友人や家族ではなく第3者の人の目で。
☆今のあなたはどんなふうに映りますか?
☆過去のあなたはどんなふうにみえますか?
☆今の私
例)頑張っている。努力家。前向き。エネルギッシュ。行動的。自分を大切にしているように見える。いつも笑っている。
あなたが自分はダメだと思っているところは、きっと第3者からはあなたのいいところに映っているかもしれませんよ。
たとえば、自分より人の気持ちを優先してしまう。 →
優しい人。空気を読める。自分をあとまわしにしても人を優先してくれる人。
⑤鏡の前に立ってみる。
以前にもご紹介したワークです。
鏡の前に立って、自分のために言いましょう。
子供のころお母さんに言ってほしかった言葉。
誰かに褒めてほしかった言葉。
自分を認める言葉。
自分をかわいがる言葉。
自分を愛する言葉。
毎日鏡に向かって言います。
「大好きだよ。」「愛しているよ。」「今日も綺麗だよ。」
子供だましだと思いますか?
これが毎日やっていると、本当に心に響いて、心に浸透してきます。じわ~っと。沁みてきます。
今回は「鏡の法則」をひとまとめにしていますが。
③相手の立場にたってみる。
④第3者になってみる。
のワークは過去を癒すための過程で使ったり、最初の自分を知るという現状把握で使うこともあります。
自分や、両親などを、客観的に見ることで、新たな気づきが生まれます。