2月12日は流美農園のコミュニティファームDAYを開催しました♪
そうそうにレポートを書けばいいものを、
へなちょこの私は
畑に出た日は疲れてしまってzzzとなってしまってました
冷たい風が吹く日曜日。
大阪方面から5名のご参加。
プラス流美農園メンバーは3名。
にぎやかなコミュニティファームDAYとなりました。
流美農園は私の家庭菜園で、
野生育ちの正常なエネルギーをもった食べ物をたべたい!
という思いでやっています。
だって、普段たべているものは、加工品にかかわらずすべて人がつくったもので、
自然の原理に反しているのですもの。
原理原則に反することを何十年も毎日毎日おこなっていて、
健康に生きたい~~というのは、ちょっと虫が良すぎるような気がして、
それでたまには「野生そだち」という自然の原理原則にあったものを取り入れよう!と流美農園をしています。
だから流美農園は、自然の原理原則に沿った農園。
とはいえ私には自然とは何か?はわからないので、
森羅万象から見るつめた食の本質とは というテーマの「野人エッセイす」というブログを書いておられるむーさん(大塚隆氏)がまとめられた「協生理論(自然の仕組み)」を農に活かした「協生農法」を勉強して畑をしています。
協生農法は自然の仕組みを活用して
農家さんも「利」を得られる、つまり収入を得ることができるようにまとめられた理論ですが
私は自分で食べるために協生農法を実践しています。
プラス、私と同じように正常なエネルギーをもったものをたまに食べたいという人や、
協生農法を見てみたいという人もいるかもしれないと思い、
コミュニティファームDAYというのを月2回くらいやっています。
コミュニティファームDAY'では、
ご参加者さんはゲストではなく
流美農園のワンデースタッフ。
だから、作業があるときはいっしょに作業してもらいますし、
もちろん収穫したものは試食にお持ち帰りいただきます。
さて、12日のコミュニティファームDAYのレポートです。
じっくり時間をかけて大きくなる冬野菜は
今の流美農園では育たないのですが、
ためしに1畝だけ、いろんな種や苗を植えておきました。
4カ月たち、大きいとはいえないけれど、まぁそれなりのカタチになってきたものもあるので、試食タイム~
みなさん、おぎょうぎがよろしくて^^
水菜、小松菜、セロリ、キャベツ、ブロッコリー
それぞれ試食。
いや~~
これ、日本中の人に食べてほしい!!!!
と、まじめに思いました。
こんな濃い小松菜、世界中どこを探してもないんじゃないか?
葉っぱをたった1枚かじっただけで、青汁を何倍も飲んでるかのような濃厚な味。
慣行農法や有機農法の多くは
お水や肥料をドカンとあげて
早く大きく育てますが、
そういった野菜とはまったく別物のお味。
(これは、”美味しい”とは別の話をしています。
”美味しい”は個人個人の感覚なので。)
日本中の人に一度は体験してみてほしいなぁ。
なんだこれは!!って、きっとみんながなると思う。
皆さんそれぞれに手を伸ばして、自由試食タイム。
あ~野菜の写真をとっておけばよかった^^
寒すぎるからか地面にへばりつくように葉を広げているので
まったく「立派」じゃないのですが、
セロリなんかはちょっとかじっただけで、主張が激しすぎてもう、体中に香草の香りが充満します
(ここだけのはなし、私にはToo muchなので、セロリはご希望者に試食をおすすめしただけで私は遠慮……)
試食タイムは
人に育てられる
と
環境とその環境にいる動植物と協力しながら自力で育つ
の違いを実感する瞬間です。
環境にお任せなので、
味の濃い薄いも、その環境や天候によって左右されるはずです。
このとき試食したものはどれも濃厚なお味でした。
これはきっと、この季節は長雨が降らないからでしょう。
濃厚なお味だけど、「アク」や「えぐみ」はありません。
だから、キャベツもブロッコリーも、葉っぱを生でむしゃむしゃしても美味しくむしろ甘いんです
植物や動物の協力でできあがった環境には
余計なものがないからアクやえぐみが出ないのですね。
もちろん私も、なにもあげていませんし。
これはキャベツ…のはず。
12月に見たときは巻いてなかったのですが
この寒さでも葉を出すのですね。
しっかり巻いている。
でもこのままだと大きくなる前に花を咲かせてしまいそうです。
うーん。この貴重なキャベツ。
花を咲かせる前にみんなで試食するか、
花を咲かせてもなお放置し来年に期待するか。
どうしましょうかね~~
ひとつひとつの葉は分厚いのですが、
案外やわらかく、繊維質は固くありませんでした。
さて、今年の初夏に期待したい豆類。
たぶん1000つぶほどは種まきしたと思うのですが、
こういうふうに、しっかりした苗になったのは、半分くらいかな。
まぁでも、コミュニティファームDAYを開催するには十分な量です。
3列か4列くらい
豆の苗があるのが見えますか?
流美農園では至る所にこの「豆苗の列」があり、
5月になると
農園が豆に覆われます。
うじゃ~っとジャングルのようになるので
その下は草も生えません。
ほんのちょっとの期間ですが
草のことを気にしなくてよくて、楽ちんです。
さて、農園内の試食散策のあとは、
皆さんにひと働きしてもらいました。
今回の作業は、キクイモ堀りです。
今回は畝に植えていたキクイモだったので、
出るわ出るわ!!!まるでキクイモほいほい(^^♪
前回通路のところを掘ったときには、
あまりにも土が堅かったせいか、
ひとつひとつが小さくしかも土表近くにキクイモが固まっていたのですが、
こちらの畝は土がやわらかい。
「どこまでもいけるよ~」といった感じに、
掘っても掘っても深く深くからキクイモがごろごろ。
縦横無尽に細い根っこを出し、いきついた先にイモをつけているようです。
おかげでたった30分で20kg。
今回もキクイモ師匠(相棒くんの冬の名前)の魔法のショベルのおかげで大量収穫となりました♪
おまけの大根
風を避けているのか?私にはわかりませんが、
地上部はとてもコンパクトなのですが、
抜いてみると案外存在感のある御姿。
大根は定点観測として毎年種まきしています。
3年前は親指の大きさにしかなからなかった大根にショックを受けました。
だって、大根なんて(失礼!)どこでもできると思っていたから。
だけど、土を運び込んで作った初年度の流美農園には、
環境にいる動物や植物の種類も量も極端に少なかったのでしょうね。
それから毎年、大根の定点観測をしていますが、
毎年感じることは環境は静かにそしてダイナミックに変化しているということ。
大根の変化は環境の変化。環境はそこにいる動植物がつくっているもの。
だから大根の変化は動植物の変化。ん?あってるかな?
やっぱりね。
私も大根食べたいんですよ。
冬には今年のように野菜が高くなることもあるし。
だから、毎年大根の変化を見るの、楽しみなんです。
来年には、そこそこ食べ応えがある大根ができそうです。
今週の日曜、2月18日(日)でキクイモシーズンのコミュニティファームDAYはラストです。
ご参加希望の方はぜひぜひ!!
ただいま1名なのであと4名さま分、お席あいてます。
↓↓詳細とお申込みはこちらから↓↓
https://ameblo.jp/rumi-shimizu/entry-12344937215.html