途絶えていた旅行記の続きです。
💨


天橋立で2泊して3泊目。西舞鶴で泊まります。
夕食は、東舞鶴にある「松栄館」へ。
松栄館は、舞鶴鎮守府初代長官の東郷平八郎を
はじめ、旧海軍関係者が多く利用していた
海軍御用達の明治時代の老舗旅館。
現在はレストランになっています。

お店の前で開店を待って17時半に伺ったのですが、
予約をしていないと伝えたら非常に困惑気味な対応。
入れないかも………意気消沈するふたり
💧


入口で待つように言われ、10分ぐらいしてから、
どうぞと席に通されました。よかったぁー💨

こちらのレストランは、現在「ホテルアマービレ」
というホテルが運営し、「海軍割烹術参考書」の
メニュー・レシピを再現。 「海賊と呼ばれた男」や
「日本のいちばん長い日」等の映画のロケ地
としても活用されているそうです。
日本でいち早く「洋食文化」が根付いた舞鶴の地で、
近代日本の食文化の歴史を踏まえた海軍料理や
西洋料理を提供しているとのことでこちらで食事
するのが楽しみでした。

「海軍肉じゃが」
舞鶴発祥といわれる肉じゃが。
海軍割烹術参考書のレシピ通りの海軍式肉じゃが。
砂糖多めの甘めのお出汁。牛肉とじゃがいも、
にんじん、白滝にグリンピースが鮮やか。

家では豚肉ですが、関西は牛肉なんですよね。
関東からすると、ちょっとリッチな感じがする。
いろんな説があるにしろ、舞鶴がルーツだと思うと
現地でやっぱり食べてみたいですね。

歴史ある建物ですこしかしこまった気分でしたが
レストランの方皆さんは、優しい方ばかり。
何杯かお酒をおかわりしているうちに打ち解けて
お話させていただき、お食事も楽しい。
