途絶えていた旅行記の続きです。(^-^)ニコニコ。💨

天橋立で2泊して3泊目。西舞鶴で泊まります。
夕食は、東舞鶴にある「松栄館」へ。

松栄館は、舞鶴鎮守府初代長官の東郷平八郎を
はじめ、旧海軍関係者が多く利用していた
海軍御用達の明治時代の老舗旅館。 
現在はレストランになっています。


お店の前で開店を待って17時半に伺ったのですが、
予約をしていないと伝えたら非常に困惑気味な対応。
入れないかも………意気消沈するふたり(^-^)ニコニコ。💧

入口で待つように言われ、10分ぐらいしてから、
どうぞと席に通されました。よかったぁー💨


こちらのレストランは、現在「ホテルアマービレ」
というホテルが運営し、「海軍割烹術参考書」の
メニュー・レシピを再現。 「海賊と呼ばれた男」や
「日本のいちばん長い日」等の映画のロケ地
としても活用されているそうです。

日本でいち早く「洋食文化」が根付いた舞鶴の地で、
近代日本の食文化の歴史を踏まえた海軍料理や
西洋料理を提供しているとのことでこちらで食事
するのが楽しみでした。


大広間をレストランにしているんですね。
和洋のレトロな雰囲気。


なんと、思ってもみない展開。
飲み放題があるーー!それも2,000円!?
いやいやフリードリンクも500円なんて良心的。
すごい、楽しくなってきたー!(^-^)ニコニコ。


まずは生ビールで
「かんばーーーい!」(^-^)ニコニコ。✨✨
ちなみに生ビールは飲み放題の対象外です。


(^-^)ダンナがコンソメスープ好き。
こちらのレストランのいちおしメニューだったので
ルミルミもいただきました。

錨のモチーフがついた食器で、海軍将校になった気分。
澄んだスープでとても美味しいです。


スープにかけるといいですよと、ブランデーと
シェリー酒を持ってきてくださいました。

こちらをかけるとまたひと味もふた味も変わって
別の美味しさが感じられます。


「ロール キャベジ」
ロールキャベツです。キャベツの形に整形して、
ブイヨンでじっくり煮込みデミグラス、カレーソース
のハーフ&ハーフ。2つの味を楽しめます。

柔らかくとろっと煮えていてボリュームもしっかり。
カレーはあまり辛くなくとても懐かしい味です。


「海軍肉じゃが」
舞鶴発祥といわれる肉じゃが。
海軍割烹術参考書のレシピ通りの海軍式肉じゃが。
砂糖多めの甘めのお出汁。牛肉とじゃがいも、
にんじん、白滝にグリンピースが鮮やか。


家では豚肉ですが、関西は牛肉なんですよね。
関東からすると、ちょっとリッチな感じがする。

いろんな説があるにしろ、舞鶴がルーツだと思うと
現地でやっぱり食べてみたいですね。


歴史ある建物ですこしかしこまった気分でしたが
レストランの方皆さんは、優しい方ばかり。
何杯かお酒をおかわりしているうちに打ち解けて
お話させていただき、お食事も楽しい。


お話を伺うと、こちらのレストランを運営している
ホテルが併設させており、ホテルの宿泊者はこの
レストランをお食事処として利用しているんだって。

先程は開店直後でまずは宿泊者をご案内して
余力があれば外部のお客様も入れるようにしている
ようです。これなら予約は必須ですね。


利用したいお客はいるのに断るなんてもったいない。
天橋立も舞鶴もホテルの人手不足なんだなぁと
ほんとに実感します。

「ミックスフライ」
お魚三種類のフライ。海軍にこだわらなくても
こういう普通の洋食も美味しいです。


「ピーフカツレツ」
昔ながらの洋食という感じ。派手さはないけど
味わいのある一品。


芋焼酎と日本酒も飲んじゃお!


「海軍プリン」
メニューでは銀食器にのせた焼きプリンでしたが、
瓶入りの普通のなめらかプリンで残念。
紅茶美味しかったです。


ゆっくり楽しめました。
よいレストランです。

帰りがけに海軍ぽいの制服を着たレストランの
お姉さんと一緒に写真を撮らせていただきました。


東舞鶴から宿泊地の西舞鶴まで電車で戻ります。

今日もごちそうさまでした。(^-^)ニコニコ。♥️♥️♥️