安心して、何度でも質問できる雰囲気づくりを | お母さまが高校受験を「見守る」ための勉強法ブログ

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「前の塾で質問したら

『この前教えただろ』って言って教えてもらえなかった」

 

「学校で聞いても教えてもらえないです」

 

「そもそも塾で質問している人がいないから

『みんなできてるんだろうな。私だけ聞くなんて恥ずかしい』

って思っちゃうんです」

 

「先生に話しかけるってのがまず緊張する」

 

 

 

そんな風に

「質問する段階で傷ついている、億劫になっている」子が多いと感じます。

 

 

でもその傷つき方って

 

【勉強ができるようになる】目的に対して

必要なものなんでしょうか?

 

 

 

私はそうは思っていなくて

 

 

【勉強ができるようになる】という目的があるなら

 

できるようになるまで

安心して、何度でも質問できる雰囲気や環境って

絶対あった方がいいと思うんですよね。

 

 

 

  少しずつ自信を持っていけるようになるための問いかけ

 

勉強の習慣がまったくなかった子は

 

最初は

1週間前にやったことを

次の週にはまったく覚えていなかったりします(笑)

 

 

そして次の週にはこんな風に展開していきます。

 

★私「前回は~~~ということをやったよ。

この問題できそう?1回やってみよっか?」

 

生徒「え~…全然覚えてない……」

 

「この問題は、○○を…どうするんだっけ?」

 

生徒「えーっと…△△する?」

 

「合ってる合ってる!覚えてるじゃん♪その次は?」

 

生徒「えーっと…わかりません」

 

 

わからないことが出てきた時点で

前回のプリント、同じ問題を振り返って

類題を解いていきます。

 

 

前回のことを思い出してきたら

ちょっと難しめの問題にも挑戦。

 

 

そうすると次々週には

質問なし、とはいかないですが

確実にやれることが増えていきます。

 

 

 

勉強に対して極度の怖れ、やりたくない気持ちがある場合は

 

まず第一に

「自分にもできるかも」と思ってもらうことが先決だと

現時点では判断しています。

 

 

 

  安心して質問できる環境を

 

「この前教えただろ」っていう先生はおそらく

 

「ちゃんと自分で復習してこい。

家で勉強しないからそうなるんだろ」

 

ということを暗に言いたいのかもしれません。

 

 

しかし

 

それを言われて反骨精神で勉強する子なのか

ただ勉強から離れてしまう子なのかを

よくよく見て言葉がけをしないといけません。

 

 

ただ傷ついて勉強しないままなら

その言葉は効果的ではありません。

 

 

(私も、1年以上指導して関係性ができた場合には

自宅での勉強を指導していきますが

その場合も彼・彼女の、その日の様子をよくよく見ておきます)

 

 

 

何度も同じことを聞くなれ合いの関係はダメなので

そうならないように

前回の内容+αを提示しつつ、

 

 

しかし傷つかずに安心して質問してもらえるように

怒ったりはせずに、

 

 

授業を進めています。

 

 

質問して傷ついた経験のある人には

「ちゃんと、安心して質問ができる環境があるよ」

ということをお伝えしたいですね。

 

 

 

 

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