まだ若かりし頃、島田歌穂という歌手が一瞬で好きになってしまうくらい感激した劇団四季の舞台。

買ったテープをすり切れるまで聴いた思い出のある舞台。

それがレ・ミゼラブルだった。

$川井華の「一緒に未来をソウゾウしよう!!!」
↑島田歌穂さん(ブログはこちら)


あれから20年。

いつも舞台の映画化はガッカリする思いがあるからあまり行く気はなかった。

が、友人が行こう行こう言うので行ってみることにした。




感想。

いやぁ……。めっさええわぁ。

ミュージカルの良さを無くさず、更なるクオリティを追求したというか、ジャン・バル・ジャンの一生を見事に描ききっているというか。



普通ミュージカルというのは、50人もキャストがいたら大作ですよ。それが何千人と使われているところがまず迫力ある
(4Kという今後テレビに導入されるという新時代のスクリーンも追い討ちをかけるように良かった)


それから歌。

これは絶品だった。

ウィーン少年合唱団上がりみたいな顔をした青年の伸びる歌声は、ホント聞き惚れる。

曲目も、一つのシーンに別々の人が歌う場面では、それぞれの切ない心情がよくあらわれていて感動させられるし、重要な場面で繰り返される同じメロディの違う歌には、つながりを感じさせられて趣き深い。

英語の歌詞ながらはっきりゆっくり歌われるので、学校で勉強した程度の学力でも聞き取りやすいのもまた魅力だった。



ストーリー自体は古典の名作なので、単純だったり、宗教観絡んでいたり、フランス革命という時代背景絡んでいたりで、結構面白くないのですよ。

それにキャラクターの魅力を引き立たせることにより面白い作品へとリメイクし直したこの監督の手腕に脱帽というしかない。
(「死ぬにはいい日だ」とばかりに、ちょうどいいタイミングで死んでいく登場人物たちには…いや、運命の悪戯と、そう思おうwww)




とにかく久しぶりにいい映画だった。

長過ぎるのでお尻は痛くなるけどいい映画だった。

まだ明けたばかりだけど、今年一番いい映画だった。

もう一回行ってもいいなと思えるほどいい映画だった。

もうもう、お薦めして間違いのない映画ですぜ、旦那。




ストーリー:7(良くも悪くも名作という匂いがする。個人的には古くさいの、好きです)

キャスティング:8(全員、演技しながら歌える俳優ということでオーディションをしたと聞きました。コゼット、一歩間違えると勝間和代だけど可愛かった恋の矢)

面白さ:7(じゃあ面白くないのかといわれると面白いと答えざるを得ないということでこの点数。なんというか、面白いというか感動した)

歌:10(いやー、さいっこう!!!特に三角関係というか、線と点関係の三人が歌う歌が切ない)

お薦め度:10(余韻に浸れる名作。DVDでなく、是非劇場に足を運んでみてもらいたい作品です)



島田歌穂さんの写真、入れない方が良かったかなぁ…