Yesterday〜Thinking Out Loud | rumblin @ blog

Yesterday〜Thinking Out Loud

ひさしびりーに、映画。



大嵐の後でしたが、たくさんの人で賑わっておりました。
観たのはこちら↓。



なかなか良かったです。
ワシ的には「これくらい」が丁度良い。
あまり、堅苦してもアレだし、
あまり、バカ騒ぎ過ぎてもアレなんで、汗、
・・・丁度良いかな。

作品自体としては、
むしろ、実は、極めてオーソドックス。
んまぁー、
いわゆる「都会(夢=幻)」×「地元(地に足を付けた現実=リアルな人生)」みたいな構図の中で、
ホントにあなたにとって一番大事なモノは? 大事な人は? ・・・っつー、ある意味、よくあーる、普遍なテーマ。
むろん、モチ、
パンピー向けの大衆映画ですから~、
主人公がチョイスするのは当然・・・ね、・・・ってコトになる。汗。
ある意味、フツーな映画。汗。

その中で、
「もしも世界中でビートルズを知っているのは自分だけだったら?」という、
ちょっとしたギミック。
ギミックってか、アイディア。
んまぁー、
思ったほど、そのギミックに引っ張られず、
前述な通り、わりと普遍なテーマに落とし込んでいるので、
アイディア勝負のドンチャカ、ってよりは、オーソドックスな映画になったわけなんだが、
そのオーソドックス・普遍なテーマの中で、このアイディアはバツグンではあるわな。

どーなんだろーね、
「あの場面」で、レノンだけではなく、ヨーコ・オノ(さん)も出てきたら、より「映画の主題」はストレートに伝わると思うんだけどね。
「いろいろあったけど、大事な人と一緒にいれれば・・・」っつーね・・・・汗。
んまぁー、
出演依頼したけどNG、
ソックリさんもNGだったんかな?? 笑。
(ンナ、交渉があったかは知りません汗)
(もちろん、レノンはソックリさん汗)
んまぁー、
まさかオノさんが出演となれば、
またこの映画の話題性、扱いもだいぶ変わっていただろうけどね。
逆に、「こんなよくあるコメディ」に「オノさんカメオ出演」なんてプレミアム、オノさんがつけてくれるワケないよね・・・汗汗笑。
レノンのソックリさんだけでも、よくオーケーした、ってところか・・・??
(レノンの肖像権ってどーなってんだろう?)


まあ、いい。汗。



主演はヒメーシュ・パテル。



ヒロインはリリー・ジェームズ。
「何もない自分を信じつづけてくれた」と、
ジャック(ヒメーシュ)は感謝する場面は泣いた。笑。



こーいった、コメディならではの「いかにも悪役的」・・・っつーか、引き立て役。
イイネ! 笑。



引き立て役といえば、この御方。
よくぞ、このような役回り、引き受けてくれましたね。笑。
彼のおかげで、この「もしもビートルズが・・・」云々というコメディ映画に、妙な(?)リアリティを保たせてくれた。
ただの「破天荒なトンデモ映画」に終わらせないでくれた。
敬意を顕したいですね。
彼なりのThe Beatlesへのリスペクトなんだろう。
ありがとう。

・・・なので、
ここは当然、The Beatlesの曲、「Yesterday」を~、という流れですが、
こちらをピックアップしちゃおう!(ピックアップ←80S風な紹介の仕方。笑)



「X」(2014年 album)



「Thinking Out Loud」(2014年 Single)



キミの足が以前のように上手く歩けなくなって、
ボクがキミの足を掬い上げられなくなっても、
キミのくちびるはボクの愛の味を覚えていてくれるかな。
キミは満面の笑顔でいてくれるかな。

ねえ、
ボクたちが70歳になっても、ボクはキミを愛しつづけるよ。
そして、ねえ、
ボクの心は23歳で激しい恋に落ちたままだよ。
ボクは考えるんだ。
人はどうやって、この摩訶不思議な路におちるんだろう、って。
ただ手が触れただけでさ、
ボクだって、
毎日キミへの愛におちている。
ボクはただキミに言いたいだけなんだ。ボクは・・・

ねえ、
キミの愛おしい腕に抱いておくれよ。
この満点の星の下でキスしてほしい。
このボクの鼓動を聞かせたい。
思っていることを言っちゃおうかな・・・大きな声で・・・。
ボクたちはまさにここで、愛を見つけたんだよ。多分ね。


髪の毛が全部なくなって、頭もボケちゃって、
誰もボクの名前を覚えてなくてさ。
ギターも今みたいに弾けなくなってもさ、
わかっているんだ。
キミは今と同じようにボクを愛してくれるって。

ねえ、
キミの魂は歳をとらない。ずっと輝いている。
そしてさ、
キミの笑顔もボクの心と記憶の中で永遠さ。
ボクは考えるんだ。
人はどうやって、この摩訶不思議な路におちるんだろう、って。
もしかしてこれは計画された一部なんだろうか。
え~っと、ボクは同じ間違いをしつづけているけどね。
どうか、キミにもわかってほしい。

それは、ね、今ね、
キミの愛おしい腕に抱いておくれよ。
この満点の星の下でキスしてほしい。
このボクの鼓動を聞かせたい。
思っていることを言っちゃおうかな・・・大きな声で・・・。
ボクたちはまさにここで、愛を見つけたんだよ。多分ね。

大きな・・・、大きな・・・、大きな声でね・・・。

それは、ね、今、
キミの愛おしい腕に抱いておくれよ。
この満点の星の下でキスしてほしい。
ああ、キミに
このボクの鼓動を聞かせたい。
思っていることを言っちゃおうかな・・・大きな声で・・・。
ボクたちはまさにここで、愛を見つけたんだよ。多分ね。
ボクたちはまさにここで、愛を見つけたんだよ。そうだろう。
ボクたちはまさにここで、愛を見つけたんだよ・・・



「70歳になっても~」とか、
「髪の毛が全部なくなっても~」などは、
まさにThe Beatlesの「あの曲」へのオマージュですよね。
映画の中でもセリフとして出てくる。
(「あの曲」では64歳だったけど・・・まあ、現代は長寿化ってことで。汗)
歳をとっても一緒にね、みたいな曲は、最近増えてるよーな気がするけど(個人的感想です)、
こんなちょっとしたところに、ピリッとした味付けがしてあるのは、ニヤリとさせてくれますわー。笑。

っつーか、
この曲も、ぶっちゃけ、様々な「スタッフ」によって、いじくり回されている感はあるけど・・・。汗。
(映画の中でも、そんな皮肉なシーン、ありましたよね。汗)
「歳をとっても一緒に」・・・っつー「主題」も、何かしらのリサーチ結果によるもんなんだろーなー汗。(だから「増えている」と感じる:個人的感想です汗)
サウンドもアコースティック(クリーン)だし。汗。
そうそう、
この方の場合、この方のアルバム・タイトルも、
たしかに「+」とか、「×」とか、「÷」・・・だもんね。汗汗。
(これも、映画のシーンの中で出てきた。↑ココを皮肉っている?? 笑。観てくださいね。笑)

オリジナリスト/クリエイターの天才的な発想をね、スタッフを称する凡人達が寄ってたかっていじくり回す・・・
マーケティングという「過去のデータ」を使ってね。汗。
それを「クリエイティブ」と勘違いしている。
それを「自分の手柄」にしている・・・いっぱい見てきましたよ。汗。
んまぁー、反対側・・・つまり「スタッフ」側からすれば、「あいつはいつも天才気取り」・・・となるんだが・・・汗汗。
だから、この仕事は難しい・・・汗汗。
んまぁー、んで、
「現在の音楽」の惨状・・・何も生まれなくなっちゃった。っつー・・・ね。汗。
データは過去の延長上に過ぎない。イノベーションにはつながらない・・・。っつー・・・ね。汗。


まあ、いい。汗。
口が過ぎました。失礼しました。謝ります。汗。


まあ、
ある意味、現在の音楽シーンは、
まさに「ビートルズを忘れちゃった状態」・・・と言ったら、これもやっぱり問題発言カナ。汗笑。
メロディーとハーモニー。
それが失われて、もー長くなる。
90年代以降はビートばかりが強調された時代だった・・・まあ、この映画はそんな現代への皮肉でもあるワケかな・・・? 汗。
「もしも世界中でビートルズを知っているのは自分だけだったら?」
とは、
→「ビートルズがなかったことになっちゃている現代ってどーなの?」という、これこそまさに強烈な皮肉・・・っつーかね。汗汗。

まあ、いい。汗。
口が過ぎました。失礼しました。謝ります。汗。


この映画の第2弾は、
きっと「もしもハリー・ポッターを知っているのが私だけだったら」になるに違いない。笑。