対峙 | ゆっくり☆一緒に☆NGS☆【仮】

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ザ·適当なブログですが~
仲良くしてくださ~い~

「ただいま、、、はぁ、、、」
スパーダとサイバイマンクジョウ✕3は、キャンプシップ型タイムマシーンに帰還した。

「おかえりなさい、、、」
ラケルは、ノートパソコンで何か調べモノをしていた。



「もー、、、嫌だ、、、」
スパーダは、力なく大の字で横になった。
「まったく、18歳の除闇の手掛かりが掴めません、、、会う人に写真を見せて聞いても、知らないって言うんですもん、、、」

「あらあら、、、除闇さんが、この時代で、何処で何をしているのか、、、検討はつきませんか?」
「そんなの、解る訳ないじゃないですか、、、」

「あら、、、除闇さんは、18歳で退魔師になった、、、なら、退魔師になったばかりなら、まず、何処へ行くと思いますか?」


スパーダの選択肢
①「Jab利休の家」
②「機動戦艦ビッグバター」
③「退魔師養成所」
④「恋華さんの家」



ーーそうか!! きっと、あそこだ!
「よし、明日、行ってみよう☆」

スパーダさんの選択肢で、"スパーダ"の進行先が変わります。






ーーーーーーー☆☆ーーーーーーー







「白いフードをかぶった、怪しい奴が、、、確か襲ってきた、、、って言ってたよな?」
ベージュ色のコートと探検帽を被り、顎から無精髭を生やした男-トニー。

「えぇ、確かに言ってたわ!! もしかして、アイツじゃないかしら?」
白い軽装備を纏った金髪の女の子-アンジェラ。

トニーとアンジェラは、キャンプシップ型タイムマシーンで過去の世界(つまり18歳の除闇を)救いに来たエージェントである。


2人は、白いフードをかぶった怪しい男に、しっかりと銃で狙いを定めている。
白いフードの男は、トニーとアンジェラに気づいているのかは不明だが、建物の上から誰を見ている様子である。


「奴(やっこ)さん、妙だな、、、こっちの気配に気づいてないのか?それとも、こちら以上に優先順位が高い"何か"が眼前にいるのか?」








「優先順位の高い標的って、、

、、、まさか!!」


トニーとアンジェラの脳裏に、標的となる1人の男の存在がうかんだ。






そんな緊迫の状況の中、建物の屋根の上を全力ダッシュで向かってくるのは、長い髪をなびかせ、頭に角が2本生えている少女である。



「みつけたぞ!白いフードの怪しい奴!!
オマエはァァァ

ワシのォォォォ

獲物じゃァァァァ
角が2本生えている長い髪の女の子-パワー(実はマキマの部下の特異4課の退魔師)。

パワーは、奇襲攻撃として強烈な飛び蹴りを白いフードの顔面めがけて放つ。

白いフードの男は、間一髪でパワーの飛び蹴りを回避し、横目でトニーとアンジェラを見る。

その視線に気づくトニー。
「どうやら、飛び蹴り嬢ちゃんのせいで、奴(やっこ)さん、、、オレらにも気づいちまった!もう、躊躇なんかしてられねぇ!!」

ズドーン
ズドーン  ズドーン ズドーン
トニーとアンジェラは、4~5発 発砲。


白いフードの男は、銃弾を回避しながら、屋根の上でパワーと格闘戦を行う。

パワーの蹴り、正拳、裏拳、かかと落とし等を上半身をしならせながら、いなし、払い、、、飛んでくる銃弾の機動を読み、弾を避ける。


スッ、、、タラー🩸


一発パワーの頬を銃弾がかすり、頬から血が垂れる。


「オイ!!  貴様らァァ!!  ワシに当てるなァァァ!! この下手くそ!!」

白いフードの男と格闘しながら、下から射撃するトニーとアンジェラに怒鳴るパワー。




「何よ!!アンタが邪魔しなければ、スマートに事は運んだのよ!!こんのォ、空気読まず!!」

負けじと、射撃しながら怒鳴り返すアンジェラ。


「この獲物を先に見つけたのは、このワシじゃァァァ!!  退(の)け!! 盗人(ぬすっと)がァァ!」

アンジェラの怒鳴りに対して、さらに怒鳴るパワー。



パワーの格闘の注意力が半減したのか、白いフードの男は、裏拳でパワーを弾き飛ばした。


「ぐっ!!」



白いフードをかぶった男は、パワーを裏拳で屋根から突き落とし、間髪入れずにトニーとアンジェラに右手の平から 光るエネルギーの弾を放つ。






ドウッ


ズガァァァァン

白いフードの男が放った、エネルギーの弾は、トニーとアンジェラを巻き込み大きな爆発をした。



短時間で、トニー、アンジェラ、パワーの3人が倒されてしまった。

「、、、、、、、、、」
その状況を静かに見据える除闇。

18歳の彼にとって初めて見る実戦の光景。

 


 尚も、白いフードの男は除闇を見下ろし、右手を除闇の居る方角にかざしていた。


フードから覗かせる青白い肌と、無感情で微動だにしない口元。
除闇を56す事に何の躊躇いも無い様である。




ーー不味いぞ、、、未来(つまりオレらのいる世界)では、除闇さんの右手は無くなっちまった。つまり、この時の除闇さんの右手が切り落とされるって事か、、、

 ーーいや、この状況、、、そんなに生易しいもんじゃねぇ、さっきの爆撃喰らったら、間違いなく、今の除闇さんは下手すりゃ死ぬんじゃねぇか?




ーーパワーも、さっきやられちまった。ここは、オレが頑張るしかねぇ!!



「マキマさん!! オレが、踏ん張って時間稼ぎます!! その隙に、、、」

マキマは、デンジの方をチラっと見て ニコっと笑う。

「うん。」

マキマは、デンジの事を心配しているかは不明だが ただ笑顔だけ見せた。


マキマは、除闇の手を掴み共に逃げようと引っ張ったが、

「オレも戦う。」

除闇は、マキマの手を振り払う。

マキマは、一瞬だけ真顔になるが、直ぐに笑顔に戻った。


「ねぇ、除闇さん、、、」

マキマは、除闇の肩を抱くように除闇にゼロ距離まで近づいた。

//////////////なっ、」

除闇は、頬を真っ赤にした。

マキマは、耳元に息を吹きかけるように静かに話した。

お願いがあるの、、、


えっ、、、?


「あぁ!! なんかズルイ!!」

デンジは、抱かれる除闇を見て大きな声を出す。


ドム👊


「やっぱ、ズルくない、、、」


マキマは、除闇を抱きかかえる姿勢から腹部にボディブローを入れたのだ。

「げはッ🩸」

除闇は、窒息しかかり意識を失った。

マキマは、除闇を担ぎあげタクシーを放ろった。


「デンジくんにも、後でやってあげようか♡」

「いえ、遠慮します、、、」

マキマと除闇を乗せたタクシーは、デンジを残しスピードをあげて退散した。


しかし、そのタクシーを追わんと、白いフードの男は屋根から飛び降り急接近した。


白いフードの男は、デンジをスルーし、マキマと除闇の乗ったタクシーを追いかける。




タクシーを追いかける白いフードの男を横目に、デンジは白いワイシャツの隙間から、"ヒモ"のような物を引っ張りだした。



ブゥゥゥゥゥゥン"




「オイ!! 白いフードマン、、、アンタの相手はよォォ?、オレなんだよ!!」



つづく