◆機動戦艦ビッグ☆バターのあらすじw
突然現れた謎のゾンビ(死人)の集団と、それに立ち向かう除闇(邪武乃)と恋華、そしてビッグヴァーダーのメンバー達・・・
ビッグヴァーダーのメンバーは、死人の特徴や弱点、その背景等の情報を捜査し・・・ついに、死人の裏側に秘密組織 -蝶- と帝國の影を掴む。
だが、情報を掴んだ時・・・ -蝶- と帝國の使者が訪れ、無駄な争いを避ける為に「和平条約」を結ぼうという結論に至った。これは、情報を握られた事による -蝶- と帝國の策略であった。
「和平条約」に出した条件は、-蝶- へ除闇(邪武乃)が、帝國へ恋華が、それぞれ人事異動する事である。
つまり、ビックヴァーダー(フライト艦)の主戦力を切り落とす事で、-蝶- と帝國へ抵抗が出来ないようにする作戦である。
-蝶- や帝國に圧倒的に劣るビックヴァーダーは、この「和平条約」の内容を承諾するしかなかったのである。
これは、上層部が会議により決断したことであり・・・現場の除闇(邪武乃)達の意見は含まれていない。
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12211233290.html参照
「和平条約」の記事
※邪武乃は、中学卒業後16歳で退魔師になる為、邪武乃とタロウいう名前を捨て・・・除闇と名乗ってます。
除闇誕生のエピソードは後ほど(12/5現在製作中)
◆本編
フライト
「除闇・・・急で悪いんだが・・・1週間後に人事異動になった・・・異動先は -蝶-だ・・・」
除闇
「なっ!!」
フライト
「そして、恋華は2週間後に帝國に異動だ・・・」
恋華
「会議の場にいましたから・・・知ってます・・・」
フライト
「いままで・・・ずっとフライト艦で働いてくれてありがとう・・・だからこそ・・・今日は、オマエ達に・・・俺の本音を言いたい・・・・」
フライト
「俺は・・・この結果に納得はしていない!・・・我々は、-蝶- の目的と帝國との繋がりを明らかにした!・・・あと一歩で・・・何か重要な事が解かる所だった・・・」
フライト
「奴らは・・・我々に口封じをする為に・・・この条約を結んだのだ!・・・クソ!」
フライト
「これは、俺からの極秘任務だ・・・除闇・・・-蝶- の内情を探るんだ・・・恋華、オマエは帝國の動きを探れ・・・・危険な任務だが・・・信頼出来る2人なら・・・やりぬくと信じてる・・・」
こうして、除闇は1週間後に、恋華は2週間後に人事異動することになった。
除闇と恋華は、艦長室を出た・・・
恋華
「除闇・・・・ -蝶- に行くんだね・・・ゾンビだらけの -蝶- に・・・・」
除闇
「あぁ・・・・仕方ない・・・・」
恋華
「やっぱり・・・こんな終わり方って・・・無いよね・・・ホントに・・・なんにも解決してないよ・・・」
除闇
「だから・・・-蝶- に行って探るんだ・・・」
恋華
「ゾンビだらけで・・・凄く危険なトコだよ・・・ -蝶- に行ったらもう会えなくなるかも・・・」
除闇
「それでも・・・俺は、行く・・・・」
除闇は、出発の身支度をする為に・・・自分の部屋へ向かおうとした・・・
ぐい
恋華が洋服引っ張っていた。
除闇
「オイ・・・離せよ・・・」
恋華
「ヤダ・・・・」
除闇
「あのなぁ・・・いつまでも、艦長室の前の廊下で突っ立ってても仕方ないだろう?」
恋華
「なんか・・・・もうホントに除闇に会えなくなる気がするんだもん・・・」
除闇
「子供みたいな事言ってないで・・・離せよ・・・」
ビリ
除闇の洋服は少し破けた・・・
恋華
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
除闇
「・・・・・・・なんだよ・・・そんな顔すんなよ・・・・それじゃ・・・俺が死ぬ人フラグじゃねぇか・・・・・」
ねぇ除闇・・・・・最後かも知れない・・・・だから、もう少し一緒に居よう・・・
もう少しだけで良いから・・・優しくしてよ・・・・
除闇は、自分の部屋へ戻っていった。
ねぇ・・・お兄ちゃん・・・
やっぱりアタシは、昔と変わらないや・・・
肝心な事は・・・いつも言えないままだよ・・・・
「ホントに大事なのは・・・同じ失敗を繰り返さない事・・・なんだぜ?
・・・俺の言ってる意味解かるよな?」
恋華は、兄の言葉を思い出した。
KILL SYSTEM機動
恋華の眼光はギラっと光る。
もう後悔しないって決めたんだ!
恋華
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
恋華は、除闇の部屋のドアをぶっ壊して中に入った。
除闇
「!!・・・れ・・・恋華・・・・オマエ??(KILL SYSTEM発動してるじゃん・・・)」
クロエ
「一体何の騒ぎだ?」
テルース
「除闇の部屋の方だ・・・・行ってみよう・・・」
大きなドアの破壊音が聞こえ・・・他のクルー達が駆けつけた。
除闇
(オイ・・・ビックリして、周りの奴らまで来たぞ・・・)
恋華
「ねぇ・・・お願い除闇!!・・・一回だけでアタシと・・・・」
クロエ
(れ・・・恋華?オマエ・・・!まさか??セッ//////?)
テルース
「さぁ~て・・・これは、断れんぞ~~?」
ガイ
「青春・・・フルパワーだ!!」
戸愚呂
「見せ付けますねぇ・・・除闇隊長・・・さぁ、答える番ですぜ?」
恋華
「ねぇ・・・お願い・・・もう、会えなくなるかも知れないんだよ・・・」
除闇
(・・・・完全に周りの状況を・・・味方に入れやがった・・・俺が断れない環境を・・・KILL SYSTEMで計算してつくりやがった・・・しかも、アイツの目には・・・俺の心拍数や脈拍、体温まで見えてる・・・本来殺戮に使う機能をこんな形で使うとは・・・)
除闇
「あぁ・・・解かったよ・・・今日は遅いから・・・明日な☆・・・」
おおおおおおおおおおおおおおおおお
周りは、大歓声だった・・・
除闇
(ん??・・・・なんだ?・・・最後まで聞いてなかったぞ・・・恋華と・・・明日・・・?)
恋華
(勢いで言ってしまった・・・明日・・・除闇とアタシは・・・)
除闇&恋華
(明日・・・・コイツと・・・一体何をするんだ??)
次回につづく
次回の予告w
ついに・・・除闇&恋華が・・・
「ねぇ・・・除闇・・・どこ行こっか?/////」
除闇
「オマエさぁ・・・決めてから来いよ~」
恋華
「え?・・・普通さぁ・・・男性がエスコートするんじゃないの?」
除闇
「いや・・・今回誘ったのオマエでしょ?・・・せめて、ここに連れてって・・・とか・・・無いのか?」
そして・・・次回ついに・・・アレが登場?
恋華
「除闇・・・もしかしたら・・・まだここに・・・」
除闇
「まさかな・・・・」
恋華
「ねぇ・・・ジャンプして見てよ☆」
除闇
「!!!!!・・・マジかよ!」
恋華
「あははははは☆」