学園モノのブログ小説です☆
主人公ネロが、高校2年生としての学園ライフの1年間を描く!
ラブ?コメのお話し!
高校1年生では、帰宅後ゲームばかりだったネロ!
高校2年生では、見事生まれ変われるのか?w
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本編は、ガスト編の翌日です☆
【本編】
朝の7時頃・・・電車内に、男女の高校生が並んで座っていた。
ネロと恋華である。特に待ち合わせをしている訳ではないが、家が隣同士だった事と同じ高校に通学している事からか、恋華が部活の朝練(朝の練習)が無いときは、比較的同じ時間に電車に乗ることが多い二人である。恋華の入っている部活は体育館が一つしか無いため、朝練が出来る日にちも限られているのだ。他の運動部が体育館を使う日は、当然練習は出来ない。学校が終わった後の部活は、本校の体育館が使えなくても、市民体育館や姉妹校の体育館で練習する等の選択肢はあるが、学校の授業が始まる前の短い時間の朝練となると、本校の体育館を使う以外に選択肢がない。
因みに、恋華は(女子)バスケ部兼、(男子)バスケ部マネージャーをやっており体育館の使用可能日をしっかり把握している。
「そーいえば、昨日のお前がガストで作った白いグチャグチャの半固形物・・・一体何だったんだ?俺、渋谷の作ったピンクのジュースを飲んだ後、口の中が爆発しちまってさ・・・アレ、辛すぎだ・・・」
ネロが、恋華に話しかけた。
「あ~・・・みひろんの作るジュースを飲んだら誰でもそーなるわ・・・アレを女子で飲み干せる猛者は、みひろん本人だけ」
恋華は、眼を細めて言った。
ゴクゴクゴク・・・ぷはぁぁ~!!燃えるぜぇぇ!!
ネロは、渋谷実尋が両腕を胸の前でガッツリ組んで、脚を広げて仁王立ちし、背中から炎の様なオーラが・・・ゴゴゴゴと音を立て燃え上がる所を想像した。
「ごくり・・・なるほど、本人は飲み干せるって訳か・・・」
ネロは、生唾をのんだ。
「私の作った白い奴は、コーヒークリープにレモン汁を入れただけ。乳製品は、酸味系で大体分離するから汚ならしい外見になるのよ・・・」
「ん?なんで汚ならしい外見にする必要があったんだ?ぶっちゃけ、ワザとだろ?」
「うん☆ワザと・・・あれで、誰も私の作った飲み物は、選ばなくなるでしょ?」
「あぁ・・・汚く見えるからな・・・」
「私ね、ジャンケンで勝って一番になったら、アンタの作った一番まともな味のジュースを選ぶつもりだったんだけど・・・」
と恋華が話終わる前に、ネロが口を挟んだ。
「ちょっと待て!全部の飲み物を混ぜて、なんで、まともなんだ?」
「ドリンクバーのジュースコーナーは、やっぱり甘いジュースが、多くて・・・全部混ぜると多少苦味はあるけど、比率的にジュースの甘味が勝つのよ・・・だから、アンタの作ったのが一番無難なのよ。で、次に飲める奴が私の作った白い奴。」
「あの、クリープとレモン汁のか・・・見た目はカナリ汚いが、実際グレイコフが味があんまり無いって言ってたな・・・」
「うん・・・アレは、あんまり味がないの。見た目を酷くすれば、まぁ・・・選ばれないハズだから、最悪、アンタのが誰かに取られちゃった時には、自分で作ったのを飲もうと思ってね・・・」
恋華は、実尋の作成したジュースが人外を超えるレベルの味である事察しており、保険として自分が飲めるモノを作成していたらしい。
「んで・・・グレイコフの薦めで、スライスレモン大量に絞られたアクエリアス飲んじまったのか・・・」
/イェーイ☆/
恋華は、グレイコフが見せてきた大量の腕毛を思い出して、思わず「うっ」と口を抑えた。
「・・・・・・ちょっと、思い出させないでよ・・・」
恋華は、グレイコフがスライスレモンを素手で絞ったので、腕毛を飲んでしまった可能性があると感じ吐きそうになっていた。
ネロ達の通う学校の最寄り駅に到着し、二人は電車を降りた。ネロは、学校へ向かって歩き出そうとすると、「待って」と言わんばかりに、恋華に制服の裾を引っ張られた。
「ん?なんだよ・・・」
「あ、あのさ////学校始まる前に、大分時間あるからさ、ちょっと良いかな?」
恋華は、少し頬を赤くしながらネロに言った。
ーーえ?この展開って、そーいや、なんかコイツと二人きりのシーン多いな。確か、もうシーズン1のクライマックスだったな・・・これは、エンディングルートか?
ネロは、恋華に連れて行かれ、駅のホームの待合室に行く事になった。
駅のホームの待合室とは、ガラス張りになっており、中に長椅子ベンチが2つ程設置されており、冬場は風避けとして最適だが、待合室から電車がいつでも見渡せるように、見透しが良い。つまり外からも丸見えである。
恋華は、カバンからお弁当箱の様な物をだした。
ーーえ?弁当??ここで、早弁???・・・ん?ちょっと待て!お弁当箱がハート形だ!えっ俺の為に作ってきたのか?お前(恋華)、俺の事好きなの??ツンデレ系って・・・一回デレると、一気に変わるとか、良く考えると第1話から、ずっとツンツン・・・12話辺りで大きく変わって、13話でお弁当を作って、デレッデレッ////。恋華が、ガチのツンデレ系だとしたら、辻褄があってしまう!
恋華は、ハート形のお弁当箱を開けると中々から煮物が出てきた。
ーー煮物////オイオイ!!家庭的じゃん?お前(恋華)「アタシ料理作れない」・・・とか、そーいうキャラじゃないの?
恋華は、箸で里芋を掴み。
「はい」
ネロの口まで運んだ。
ーー/////うぁぁぁ!!!夢にまで見た「お口アーン」のシチュエーション!!これ、ガチやん?恋華、ガチで俺の事好きやん!
ネロは、顔を真っ赤にして口を開けて里芋を食べた。
シャリ? シャリシャリ・・・
ーーアレ?里芋ってこんな食感だっけ?
「ねぇ////どう?美味しい??美味しい??」
「う・・・うん・・・」
ネロは、少し眉間にシワを寄せつつも笑顔で答えた。
「じゃあ、次は鶏肉食べて☆はい!」
恋華は、鶏肉も箸で掴むとネロの口に入れた。
グニュ?グニュグニュ・・・
ーーなんだ?鶏肉って、こんなグミみたいな食感だったっけ?
里芋のシャリシャリの食感と鶏肉のぐにゅぐにゅの食感は火が通り切っていない事が予想される。
しかし、ネロは恋華が一生懸命自分の為に作ってくれたモノであると感じたので、マズイとは言えない・・・
「鶏肉美味しい?タマゴ焼きもあるから!食べて☆ねー!早く食べてー☆」
ーーなんだよ////コイツ(恋華)、そんなに俺の事好きだったのか////仕方ねーな・・・ったく////
恋華は、ハート形のお弁当箱の上段部を外した。どうやら二重の弁当箱になっているようだ。
ネロは、鶏肉が口腔内で噛み切れておらず、まだ口の中に残っているが・・・玉子焼きを頂く事にした。
下段の弁当箱にはご飯と玉子焼きとブロッコリーが入っていた。ご飯にもケチャップで文字がデコレーションされており中々の出来である。ネロの様に元々女性と付き合った事が無い男子なら、ここまで積極的に迫られたら「コロっと」落とされてしまうであろう。
気になるのが、デコレーションされている文字だ。
どーやら、名前とメッセージというパターンのようだ。
そのデコレーションを見て驚きのあまり、鶏肉を喉に詰まらせ、ネロは真っ白になり固まった。
「ねぇ?玉子焼き!!ホラ~・・・学校始まる前に食べて~感想教えてよ~・・・」
鶏肉を喉に詰まらせて顔面蒼白になっているネロをゆすりながら、恋華はネロを急かした。
勿論、ネロが窒息しかかっていることは、今の恋華は気づいていない。
「あっ、デコレーション見られちゃった・・・キャー☆恥ずかしい!」
恋華は、両手で顔を押さえて一人で「キャーキャー」騒いでいた。
弁当箱、下段のご飯には、ケチャップで名前と短いメッセージが書かれていた。
「大崎くん☆好き☆」
・・・・と
つづき
14話
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シーズン1のクライマックス編は、ここから波乱が起こります☆
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彼が大崎 秀(オオサキ トオル)くんw
「出演メンバー様へ」
新宿ネロ役のスパーダさん!
渋谷実尋役の実尋さん!
大塚知恵役のちぃ衛門さん!
貴公子除闇役のjabさん!
近々「春版」の私服撮影 宜しくお願いします☆
あと、
リクヨウさん・・・「ヤムチャ」って出来ますか?w
ハイ、狼牙風風拳!の人です・・・無茶ぶりか?w