こんにちは、結婚心理学者 木村聡子です。
日本では戦後、男女平等教育が進み、男女の心理的な違いや、脳の性差、
性ホルモンの心理的影響などを一般の方が知ることは、ほとんどありませんでした。
女性解放運動(ウーマンリブ)が、つよく叫ばれたことも、無縁ではないでしょう。
心理学の専門家でさえ「性差はない」と
むしろ、男女の違いを無視し、否定する傾向が強くあったのですよ。
実際、わたしが博士課程時代に中学生を対象とした、幸福感の男女差を調査研究し
教授陣の前で発表しただけで
「男女差別だ」「時代錯誤だ」「男尊女卑だ」などと、けちょんけちょんに全否定されました。笑
幸福感には男女差がある、と主張しただけで、大騒ぎになったのですね。
その際、男性教授よりも、女性教授陣から激しく口撃されたことに驚きました。
もっとも、その大批判に遭ったおかげで、元々持ち合わせていた独立指向が加速して
閉鎖的なアカデミズムよりも、
青天井のビジネスの世界で勝負しよう
という覚悟が決まりましたので、よかったと思います。結果として、今のわたしがいます。笑
2016年は、いよいよ時代が変わり、日本人の意識も飛躍的に進化しました。
これまでのような、どちらかの我慢や一方的な支配と依存の関係ではなく
男性も女性も、それぞれの能力や役割や
違いを認め、お互いが良いところを活かしあう調和の取れた関係を望んでいます。
両親が調和していれば、子どもたちも安心し、健やかに育つでしょう。
男性たちにとって、最高の幸せは女性の役に立つこと。
男性たちは、奥さんや娘の幸せを願う気持ちが強いし、笑顔に貢献したい気持ちで溢れていたのです。
ただ、男性の愛情表現は女性たちにとって外国語のように聞こえるため
残念ながら、なかなか理解できず。
本当はお互い愛しあっているのに悲しい誤解や、すれ違いから傷ついてしまった歴史があります。
わたし自身が、男性を誤解し、
女性であることの意味を知らなかった時の失敗を、あなたにはしてほしくない。
男女の幸せな生き方を正しく伝えたい!
そして、子どもたちが幸せに育つ社会を創りたい。
そう願わずには、いられません。
そんな思いで「子どもも幸せになる結婚心理学」を、ブログに書いています。