今年の春から始まった歯の治療がようやく終わった。
初診から数えると13回も通ったことになる。予約日が書かれた診察券は2枚目に。よく頑張りました、という院長の言葉どおり、よく通ったものだ。
歯の治療よりも最後のクリーニングの方が痛かったが、ほぼ意地で通った。
これで、もう死ぬまで歯医者の世話にはならなくて済むかな。などと考えていたら、「これからは、年に三回くらいクリーニングにくるといいですよ」と院長。
「四カ月先の予約をしていく患者さんもいますから」と語った時の院長のメガネの奥に、商売っ気がちらついていた。



