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海辺の小さな町。そこで生まれ育ったトラヴィスは独身生活を満喫していた。だが、隣の家に引っ越してきたちょっと気の強いギャビーと出会ったとたん、運命が変わり始めた。
彼女なしの人生など考えられなくなったのだ・・・。
                     訳者あとがきより
 
 
たいていの長編小説と同様この作品も、退屈で刺激のない時間がはじめの50ページほど続きます。
そしてよくできた小説ほど、いつの間にか気がつけばその世界に引き込まれています。
 
この作品も同様、ありきたりな恋愛物語から始まります。
晴れ晴れとした微笑ましい二人の出会いから始まり、幸せな結婚生活は二人の子供にも恵まれ順風満帆に進みます。      だが、やがて突然の事故が愛妻ギャビーの命を脅かし彼女は脳死状態に・・・。
数ヶ月の献身的な看病も虚しく、せまり来る決断の時。    夫トラヴィスは「真実の愛のために人はどこまで出来るのか」と自問するのだが選択は2つしかない。
 
 
「どんな雲にも銀色の輝く裏地がついている」
           英国の詩人ジョン・ミルトンより
 
”どんなに暗い雲にもその裏側には太陽の光があたっている
人生悲しいことばかりじゃない”という意味だそう。
 
 
ベストセラー小説と言われるものはろくなものはないと大概避けてきたものですが、気がつけば一気に読み終えていました。
面白い作品です。
最初の50ページを我慢しさえすれば・・・。