7月7日(日)から10日まで、実家の母と二人で北海道旅行をしてきました。
母と北海道に行くのは、これで3回目。
札幌に亡き父の大学時代からの親友のご夫妻が暮らしていらっしゃったことから、父と母は二十年近く、毎年のように北海道旅行をしていました。
そのご夫妻と二組で、札幌周辺はもちろん、知床、稚内、函館と、道内各所への旅行を楽しんでいたようです。
学生時代の友人と夫婦揃って親密に交流している様子は、娘の目から見てもまさに理想の老後。
毎回お土産話を聞かせてもらうことを楽しみにしていたものでした。
そして、20年前に父が亡くなった後は、母一人で毎年そのご夫婦の元を訪れるように。
私の両親はとても仲が良かったので、きっと母にとっては思う存分父の思い出話ができる貴重な機会だったのでしょう。
ところが4年ほど前に、今度はそのご夫妻の奥様が亡くなられてしまいました。
ちょうどコロナの真っ最中で、母はお見舞いはおろか、お葬式にも行けず。
何十年来の親友にきちんとお別れをしていないことを、それは気に病んで...。
そこで3年前、コロナが収束したのを見計らって、母と一緒にお線香をあげさせていただきに北海道へ。
母は心残りだったお友達とのお別れができたことを喜んでくれ、私もうれしかったです。
その時の旅がとても楽しく、できれば毎年来たいね、ということに。
去年からは亡き父の親友のおじさまもお誘いし、3人で日高のオーベルジュに滞在しました。
今年は二組の夫婦が何度も旅した中でも、1,2を争うほど気に入った、という知る人ぞ知るオーベルジュを訪れることに。
80歳を超えた二人と、50代半ばの私。
さて、どんな珍道中になることやら、乞うご期待!