OMO7大阪には、宿泊客のためのいろいろなアクティビティが設けられています。
その数、実に19!
ホテルスタッフによるユニバーサルスタジオジャパンの話や、「なにわ」ってなんやねん講座などのレクチャー系。
水ナスモーニングや、スパイスアフタヌーンティーなどのグルメ系。
めっちゃ串カツどっぷりツアーや、ええだし出てますわツアーなどの観光系。
どれもネーミングからして楽しそう。
その中で私が今回参加したのは、『ほないこか、ツウな新世界さんぽ』
本当は串カツツアーにも行きたかったのですが、この日は残念ながら満席...。
でも、新世界さんぽでもおすすめの串カツ屋さんを教えてもらえたし、自分で好きなお店に行けたので、よかったかもしれません。
この新世界さんぽでは、ホテルのスタッフさん(OMOレンジャー)と一緒に新世界エリアを歩き回りつつ、歴史やおすすめのお店などを教えてもらえます。
たとえば、
このOMO7の敷地には以前、大きな工場があったのですが、何の工場だったでしょう?
というクイズ形式でのガイドがあったり。
ちなみに答えは、クラブコスメチックスという化粧品会社の工場だそうです。
ホテルからゆっくり歩いて10分もしないくらいで、ジャンジャン横丁に到着。
通天閣のおひざ元に広がる商店街です。
ちなみに、このジャンジャン横丁のいわれもクイズになっていました。
以前は三味線や太鼓などを鳴らして客寄せをしたので、三味線の「ジャンジャン」という音が呼称になったんだとか。
新世界エリアには、ミックスジュース発祥の店『千成屋珈琲』をはじめ、昭和感漂うレトロな喫茶店が何軒も。
カフェじゃなくて、やっぱり喫茶店という呼び名がしっくりきます。
バリバリ昭和生まれ昭和育ちの私には、ただ懐かしいばかり。
平成生まれの若い人たちからすると、「エモい」ってことになるのでしょうか。
そしてさすが大阪、値段がバグってる!
うどんやそばが170円、TVゲームが50円。
っていうか、TVゲームっていったい今どきどんなゲームが置いてあるのでしょう...?!
こちらの散髪屋さん、700円でぼうずにしてくれるらしい。
大阪のシンボルといえば、ビリケンさん。
これまた知らなかったのですが、このビリケンさん、生まれはなんとアメリカだとか。
あるアメリカ人女性芸術家が、夢で見た幸運の神様をイメージしてデザインしたんだそうです。
そしてビリケンさんは手が短くてお腹が突き出ているので、自分で足を掻くことができない。
だから足の裏を掻いてあげると喜んで、その人の願いをかなえてくれるんだそう。
OMOレンジャーさんによると、左が健康運、右が金運...、いや、逆だったかな?
いずれにせよ、両足の裏を掻いておけば間違いないでしょう!
通天閣の下をくぐり、次は新世界市場屋台街へ。
時間帯のせいか、開いているお店が少なかったのが残念。
でも、シャッターの閉まったお店の前に一杯飲み屋さんの屋台が出ていたりして、ジャンジャン横丁とはまた違う雰囲気が味わえました。
そして、大阪といえば、でました!ヒョウ柄!!
こちらのお店に並べられた品は、すべてヒョウ柄。
足の先から頭のてっぺん、なんならリュックまでヒョウでトータルコーディネイトすることが可能。
OMOさんと契約ができているのか、ヒョウ柄Tシャツを着て記念撮影というサービスも。
それにしても、ヒョウ柄を着ると誰しもが年齢不詳の大阪のおばちゃんに見えるのは、なぜ?
お土産にヒョウ柄のアメちゃんまでいただきました。
最後に、通天閣が一番キレイに写る映えスポットに案内してもらって、ツアー終了。
ひとりで回るのもいいけれど、その土地をよく知っている人に連れて行ってもらうのも、また違う楽しみがあります。
特に、知らない話をたくさん聞けたのが良かった。
この後ひとりで回るときのために、おすすめの串カツ屋さんもOMOレンジャーさんに教えてもらい、助かりました。