闇を照らす月夜に導かれて-すまいる


時が過ぎるたびにえみの体は


持ちこたえられなくなっていく


それが死の宣告と知っても


俺は笑顔でいた。


コンビニのレジ前であるカードを見た。


「何、このカード?」


それは骨髄移植や心臓移植の為の


ドナーカードだった。


「そういや、えみドナーいらないって?」


しょうはその意味が分からなかった。


えみが残り少ない人生と知って


数日後、俺は当たり前のように


学校に行くーーー・・・


だけど、そこにはえみの姿がない


「えみ・・・。」


ふと、窓を見ると、ベランダへ入る


引き戸のところにちょこんと座ってる


えみがいた。


「えみ、居るなら、声かけろよ。

また入院してるとばかり思ってたんだけどさ」


「心配?」


「当たり前だろ?」


「そうだよね・・・しょうは私のこと・・・・。」


「えみ。」


分かってるなら、言って


好きって


えみは少し無言になり、俺の方を向いた。


「しょう、ありがとね。

でも、駄目だよ?私、いなくなるんだよ?

だから・・・おねがい・・・。」


・・・


えみはずっとそう思ってきた


だから、俺を避けてた笑顔もしない


けど、俺は決めたんだ


えみの力になること


だとえ、生きてる時間が限られても


その人生は普通の人のように生きて欲しい


「俺はやだよ。忘れるなんて出来ない。

えみがいなくなるなんて考えたくない。」


「しょう」


俺はぎゅっとえみを抱きしめた。


しかし、しょうは知らない


いなくなるのが誰なのかーーー・・・


訪問サンキュ音譜

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