ストーカーのごとく、しょうはえんの後についていく
えんはビルのような
清潔感あふれる白い建物へ入っていった。
しょうは上を見上げ、看板を見た。
そこに書かれていたのは
森中病院ーーー
えんが入っていったのは病院だったのだ
それから奥の方へ入っていったえんをさらに
追いかけていく。
後をむかないか、そわそわしながら
しょうはあとについていく。
角をまがろうとしたとたん、声が聞えた。
えんの声だった。
「このままアイツといたら卒業までもたないよ?」
もたない?
それは誰のことを言ってるのか
しょうにはさっぱりだった
「葵さん。」
しょうは壁に背中をくっつけ、
目線を向こうにむける。
葵さんと呼ばれた人は
ここの病院の人だろうか?
白い制服のようなモノを着ていた。
彼女は困った顔で答えていた。
「なんとか卒業までもって欲しいんだけど」
彼女は森中 葵 もりなか あおい
この病院の娘だった。
えみよりも髪が長く、大人びた人だった。
「1年の時に心臓病と言われ
もう残り半年も切っているし・・・・・
無理はさせたくないんだけど・・・・。」
ーー・・・心臓病?
誰のことかしょうはすぐに分かった。
自分には言えない秘密
どうして言えなかったのか
俺がえみのこと好きだから・・・・
悲しい想いさせたくないから
なのにーー・・・・
しょうはぽろぽろと涙がこぼれた。
俺はなにも守れてない。
えみはずっと苦しんでたのに
何もやれなかった。
えんの通り、ヒーローにはなれない。
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「僕の世界」
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