最終回・12話「黒執事」
簡易感想
ふたりの執事の先導する船。
ハンナの膝で眠るシエル。
一行はどこへ・・・?
シエルの魂を支配したまま、ハンナと契約したアロイス。
よって、アロイスの魂が契約により解放されるまでは、シエルの魂はもう表に出る事はないというのだ。
ハンナの目に浮かんだ星型の紋章。
その契約内容は?
アロイスの願いとは?
秘密だと教えてくれないハンナ。
だが、アロイスの願いの中には二人の悪魔のうちのどちらかが
悪魔としての生を終える事が含まれているというのだ!!
契約が成就したのち解放されるシエルの魂。
そして一行はあのすべての始まりの死の島へ。
ここで正式な悪魔の決闘をしろと命じるハンナ。
それを内側で聞いていたシエルとアロイス。
馬鹿らしいと一蹴するシエル。
願いが叶えれば、ハンナに魂を食べてもらうといい、身体も返すというアロイス。
シエルはふたりの悪魔に愛されているのだから、贅沢すぎの罰だというのだ。
だが、セバスチャンがこの契約の内容を知ったらどう動くか。
それを思うシエルだった・・・。
そして、ハンナの中から取り出した悪魔殺しの剣。
これで貫かれれば、完全なる消滅を意味するという。
最初に剣を手にしたのは、クロード。
坊ちゃんにその剣をめり込ませると宣言する。
だが、死の島ごと破壊しようとするセバスチャン。
悪魔たちの戦いはし烈さを極める。
だが・・・シエルの復讐は既に完了している。
シエルの命は、セバスチャンに魂を食らわせるためだけにあった。
だが、それがアロイスとハンナがかわした契約のおかげで台無しになってしまったのだ。
だからこの戦いに例えセバスチャンが勝利したとしても、その暁に手にするものは------。
ついに追い詰められ、セバスチャンに剣で貫かれたクロード。
結局最後まで踊らされた悪魔。
それはアロイスの支配下にあったという事。
長い悪魔の生の中、少しでも波紋を作り出したというのなら、アロイスの魂も壊す(?)する価値があったのかもしれないと言うクロード。
彼の為にスペアの眼鏡をかけてやるセバスチャン。
「情熱を不実に。偽りを真実に。野良犬を伯爵に。それが・・・の執事-------」
そう言い残し、息を引き取ったクロード。
彼の死を悟ったアロイス。
シエルの問いに分からないと答えるアロイス。
消えていくアロイスの顔に浮かんだのは、満足そうないつもの口の端をあげて笑う笑みだった------。
残されたシエル。
ハンナの腕に抱かれたシエルの身体。
「クロードはあなたを認めた」
これでアロイスとハンナの契約は成立したと言う。
後はハンナを殺せばシエルは身体を取り戻す。
だが・・・ハンナは肉体が戻っても、セバスチャンにとって、シエルはもう死人も同然だと言うのだ!!
それはどういう意味なのか。
そして・・・ハンナシエルを抱いたまま海に身を投げたのだ!!
すぐさま後を追うセバスチャン。
さて、ハンナとアロイスのかわした契約とは一体何だったのか?
海に沈んだシエルの身体を追うセバスチャン。
ハンナはクロードの元へ。
身体の内に入れたルカと、アロイスの魂。
崩れ落ちる島と共に眠りについた4人。
あぁ、これでアロイスの願いは完全に成就されたって事だね。
大切な4人をひとつに。
すごく穏やかなアロイスの声が印象的でした。
悪魔が執事になり下がってまで求めた魂。
そしてシエルの目が開く。
そこには赤い目が-----------!!
セバスチャンは悔しげな表情を浮かべ、シエルの胸を貫くのだった・・・。
セバスチャンの声に目覚めたシエル。
机の上に置かれたふたつの指輪。
いつもの日常。
でもセバスチャンの淹れたカップに紅茶はない。
だがそこへエリザベスが来たとの報告が入る。
そして、彼女との過去も思い出した事を示して見せたシエル。
どうやら今のシエルは記憶が戻ったようです。
なんだかぎこちない様子のメイリンたち。
劉の元へやってきたセバスチャンは、しばらくロンドンを離れると、届けものを持ってくる。
「お前の事を殺してやろうと思ったが、面倒になった。好きに生きるといい。ただし僕の目に触れない所で」
見逃した。
そうか1期の劉の事はそう処理したのね。
関係者全員に渡した黒い箱のプレゼント。
そこにはシエルの名と「Who Died at Aug,26th.1889」と書かれたメッセージカードとキャンディ。
ファントムハイヴ家を後にするシエルにすがろうとするフィニたち。
屋敷を好きにしていいと言うシエルに想い出があるから壊す事など出来ないと言うと。
「想い出になど何の意味がない、僕が証明しただろう」
そう言い残し、旅立ってしまったシエル。
涙する使用人たちの前に現れた田中さん。
彼らはまた主人の帰りを待って、あの屋敷でずっと待ってるんだろうなぁ。
そんな気がする。
契約が完了した時、セバスチャンがどう動くか楽しみにしていたと話すシエル
どうやらハンナとの契約の最後の最後にもうひとつ裏があったようです。
シエルは悪魔としてよみがえる-----!!
だからその確認をするためにセバスチャンはシエルを殺そうとしたんだ。
それを咎めるどころか、執事として正しいと、主人は言う。
「私は永遠にあなたの魂を食らう事は出来ない」
「そして、僕はあの薔薇迷宮でお前に命令した。お前は永遠に僕の執事だと-----!!」
「そして、その命令にイエスと答えた以上、魂を食らえなくとも。私はあくまで・・・悪魔の執事ですから---------」
新たなるシエルとセバスチャンの契約。
主従関係の下剋上。
これで永遠にふたりの関係は続いて行く。
そして・・・ふたりは白と青のバラの咲く場所へ。
シエルをお姫様抱っこしながらセバスチャンはどこへ行こうかと問う。
どこでもかまわない。
行きつく先は誰にも平等なその場所だと言うシエル。
「いい気分だ。長い呪縛から解き放たれたような」
「ええ、その代わりに私が永遠の呪縛を手に入れた」
「お前は僕の執事」
「私はあなたの執事・・・永遠に」
「これから先もお前の答えはただひとつ」
そして、ふたりは谷へ落ちて行く・・・。
「イエス マイ ロード---------」