心のストレッチ | My life in Greenwich

My life in Greenwich

5年間のNY駐在から帰国、アメリカの生活を懐かしみながらランニング、読書、ハープをブログに書いています。

ランニングや、フルマラソンを走った後のストレッチやマッサージは、疲労が取れたり、楽になったりするので欠かせません。

同じように、心も、読書をしたり、会話したりして豊かになったり楽になったりするものです。

 

最近読んだ、タゴールの詩のストレッチ効果は抜群でした。

 

 

私が願うのは
危険から護られることではなく
危険のさなかで恐れないことです

哀しみのどん底
心のはげしい痛みの中で
慰めてもらうことではなく
哀しみを克服し
勝利をうたうことなのです 
逃げ場がなくなった時も
勇気を失わさせないでください
世間的にも大失敗し
挫折の連続に遭っている時も
その害が取り返しのつかないものだと
考えない恵みをいただきたいのです 

あなたが来て私を救ってくださる……
これを私は願っていません
私が願うのはのり超えてゆく力です 
あなたは私の荷を軽くしたり
慰めてくださらないで結構です
ただ 私が重荷を担う
その力をお与えください 
喜びの日に 謙虚に頭を垂れ
私はあなたを思い
あなたの存在を認めます 

暗い悲しい夜
失意以外、何もない夜にも
ああ 決してあなたを
疑うことがありませんように  
 
 
タゴールは、岡倉天心(東京芸術大学の創始者)とも交流があり、非欧米圏で、初めてのノーベル文学賞を受賞しました。
 
満州事変以後の日本の軍事行動を「日本の伝統美の感覚を自ら壊すもの」であるとして批判しました。

タゴールのこうした日本批判に対して、友人でもあった野口米次郎とは論争になった。野口は日本は中国を侵略しているのではなく、イギリスの走狗と戦っているのだとした。

1929年を最後に、タゴールは来日することはなかった。(wikiより)

 

彼の名は、ラビンドラナート・タゴール

 

 

インド国家を作詞作曲し、

ガンディーにマハトマ=偉大なる魂、の尊称を贈りました。