トランプ大統領がトムに喩えられている! | My life in Paradise

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フルマラソン走り始めて7年目に入りました。ランニング、アメリカンコッカースパニエル、ハープをブログに書いています。

コロナウイルス感染からの回復をアピールしたトランプ大統領の、早すぎる復帰に民主党が非難の声を上げていますが、7日のNew York Times の記事に、The Great Gatsbyが取り上げられて、トランプ大統領を、まるでトム・ブケーネンのようだと記していました。

 

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これはロバートレッド・フォードがギャツビーを演じる1974年の映画です。

 

 

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名指しはしていないけれども、いつしかインターネットでは、トランプ大統領と共和党メンバーたちを批判するのに、最近はThe Great Gatsbyから引用しています。フィッツジェラルドの小説で、貪欲と野心を描き、一世紀ほど前に発刊された小説です。

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小説の最後に、ナレーターのニックがこう言っています。

They were careless people, Tom and Daisy (彼ら、トムとディジーは不注意な人たちだ)--they smashed up things and creatures(彼らは物事や創造物をぶち壊し) and then retreated back into their money or their vast carelessness, or whatever it was that kept them together,(金とか、底なしの不注意さとかいった、二人を結び付けているものの中に立てこもった。)and let other people clean up the mess they had made...(自分たちが生み出した残骸の後始末を他人に押し付ける)

 

そして、フィッツジェラルドが小説の最後に書いたこの告発が、トランプや、共和党のコロナウイルスに罹った政府にぴったり当てはまるといった一説がオンライン上でシェアーされているのです。

 

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トランプ大統領のシリア政策についてもトム・ブケ―ネンのようだと非難していました。

 

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貧困を売って、賛否両論を得るというのがフィッツジェラルドの時代ではありますが、ギャツビーは永遠にアメリカの古典であり続け、フィッツジェラルドは1940年に死去しましたが、今でもアメリカのハイスクールの教育課程では、The Great Gatsbyを読むように組み込まられています。

 

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ジョージタウン大学のマウリーン・コーリガンは、The Great Gatsbyは、何がアメリカについて偉大なのかを言っている。だから今、careless people (不注意な人々、トムとディジーのこと)を引用しているのです。

こういった理由から、ギャツビーを学ぶことは、トランプ政権を特徴づけている。パンデミックは210,000人以上のアメリカ人の命を犠牲にし、トランプ政権はアメリカの経済を濁らせている。

 

 

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しかし、むしろThe Great Gatsbyの売り上げは年々上がってきているのです。遺族に対する著作権は切れてはいますが。

 

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ギャツビーの改訂版とか、続編とかが作られるべきです。とロサンジェルスのシンガーソングライターのハザードは言っています。

この選挙が、トランプ政権がどのように屈折したものかを問題にした読み物や改訂版として、展開していくだろう。

フィッツジェラルドならば、大統領から何を作り出すだろうか?

 

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「もちろん、私はスコット・フィッツジェラルドを代弁することはできないけれども、彼ならトランプを厚顔無恥なキャラクターとして書くだろうなと思います。」とハザードは言っています。

 

拙いながらThe Great Gatsbyの第9章の’careless people’について書いてあるところを要約しましたのでリブログしておきます。