The Wast Land は荒地と訳されているけれども、色々調べてみましたら、死の国を意味しているとありました。そして、April is the cruellest month, の言葉で詩が始まるのだから、印象は強烈です。
イエス・キリストの荒野での試みや、十字架の受難、復活と言った、キリスト教の思想に基づいているのでしょう。
しかも、キリスト教と言っても、色々な宗派があるようです。そういうことは私にはわかりませんが。
私には、やっぱり
旅に病んで 夢は枯野を駆け巡る
とか、
願わくは花の下にて春死なん その如月の望月のころ
のほうが、しっくりするなぁ。