The Great Gatsby 第7章 a card house | My life in Paradise

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フルマラソン走り始めて7年目に入りました。ランニング、アメリカンコッカースパニエル、ハープをブログに書いています。

The Great Gatsbyの第6章の終わりでは、ウエストエッグにあるギャツビー邸のパーティに招かれた、イーストエッグの住人であり、またかつてのギャツビーの恋人だったディジーが、夫のトムと、また従妹でギャツビー邸の隣に住むニックと帰り道に、ギャツビーはいったい何の仕事をしているのだろうと話題になりました。物語の中では、いまだギャツビーの正体は明かされていないのです。

トムは、酒の密輸(big bootlegger)をしているのではないかと言います。なぜなら最近の成金はみな酒の密輸で儲けているからです。

それを聞いたニックは「そんなことはない」と、ギャツビーの肩を持ちます。親しいギャツビーからそんな話は聞いたことなかったからです。

ディジーはギャツビーに恋をしていますから、ギャツビーのことは何でも良く取って、ドラッグストアのオーナーだと聞いたと言っています。

結局誰もギャツビーがしている仕事については知らなかったのです。

 

第7章では、ディジーは、ギャツビーのパーティに招かれて以来、パーティにはぞっとしていたにも関わらず、ディジーのギャツビーに対する思いは再び燃え上がっていきました。ですから仲を取り持ったニックはギャツビーがどうするかとても気がかりだった土曜日、ニックの家の隣にあるギャツビー邸の一番上のギャツビーの部屋の明りが灯されていないことに気づきました。今まででしたら派手なパーティが開かれていたのに、もはやパーティは開かれていなかったのです。ギャツビーのパーティには招待されていない人も来ていましたので、そうゆう人たちはその日も車でギャツビー邸に入って来ては、すねたように帰っていくのでした。

また、ニックのメイドの話によると、ギャツビーは従来の使用人を皆解雇して、新しい使用人を6人雇ったというのです。

ニックはギャツビーが病気になったかと思って、ギャツビーを訪ねに行きました。すると人相の悪い(villainous)見慣れない執事が、ニックを藪にらみで見て(squint)いました。

次の日になって、ニックのところにギャツビーから電話がかかってきて話すと、ディジーが午後にギャツビー邸にやって来るようになったので、変な噂が立たないように、口の堅い使用人に変えたというのです。

 

ギャツビーのパーティは、ディジーを自分のところに来させるためのものだったので、ディジーとのよりが戻った今となってはもう必要が無いのです。ディジーがぞっとしていたパーティはもはや崩壊したのです。

 

So the whole caravansary had fallen in like a card house at the disapproval in her eyes.

 

caravansary  中東や北アフリカの旅館 ここではギャツビーのパーティのこと

fall in             崩壊する

card house    

                         image

 

disapproval    不賛成、反感、不満、