本日は「傷つきやすい人の特徴と原因」というテーマでお話しします。
傷つきやすい人や刺激に敏感な人を「HSP」という言い方をして書籍になっていたりインターネットに流れていたりすることもありますが、HSPは精神医学の病名ではありません。
HSPのようなものは精神医学ではどのような病名がつくかというと、
・全般性不安障害(GAD)
・社交不安障害(SAD)
・境界性パーソナリティ障害(BPD)
・双極性障害II型
・発達障害(ASD/ADHD)
・複雑性PTSD
などになります。
このようにたくさん書くと、精神科に来る患者さんは皆傷つきやすいのかと言われそうですが、まあそうです。傷つきやすい人が来ています。8割~9割はそうです。
傷つきにくい人たちももちろんいるのですが、それはごく一部です。
家族に無理やり連れてこられているパターン、反社会性パーソナリティ障害、素行障害の人、急性期のうつ病・統合失調症・双極性障害なども傷つきにくい人も発症したりしますが、基本的には傷つきやすい人が来られています。
今回は、傷つきやすい人の特徴と原因はどのような要素に分けられるかという話をします。
・生まれつきの要素(素因)
・育ちの要素(学習・記憶)
・現在の状況
この3つの要素で傷つきやすい人を分類できたり、あるいは全部を持っていたりします。
■学習・記憶
学習と記憶、育ちの問題です。
虐待があった、いじめを受けていた人は、傷つきやすい人になっていくことが多いです。
一番最初の人間関係が暴力的だったり辛いものだと、また辛いことが起きるのではないかと連想しやすいのです。
大人になってからそうではないパターンが入っていっても、一番最初の刷り込みは強いです。
ですから子どもの時に虐待やいじめがあった場合は、やはり傷つきやすい人だったりします。
以上、気になった所は赤字にしてみました。
全文を知りたい人は動画へどうぞ!
私はメタクソに傷つきやすいです。
でも傷ついていないふりをしています。
何故でしょうね。
いつからそんな癖がついたんですかね…