p161 まちがったら、やり直せばいい
自分をいたわっていますか。
共依存症の人やアダルト・チルドレンの人は、自分に対して非常に厳しい傾向があります。
私はむしろ、最近は自分に対して甘々だと思ってる。
でもカウンセリングの先生に言わせれば、私は自分に対して厳しいらしい。
何か少しでも失敗したり、まちがいをすると、自分を責め非難します。
「どうして自分はこんなにバカなんだろう」「ああ、自分はだめなんだ」「こんなこともできないなんて」と、自分を責め始めるときりがありません。
うーん
落ち込むことはあるけど、自分を責めたり非難したりは、あんまりない気がするんだよね。
こんなときこそ、いたわりが必要なのです。
何かに失敗したら「誰でも失敗はするものだ。失敗から何かを学ぶことの方が大切なのだ」と、やさしく自分に、言葉をかけてやりましょう。
あ、これ苦手。
失敗したら、実は私は「神様、試練を有難うございます」と声に出して呟くことにしてる、これは労りとは違うよね…
まちがったら、やり直せばいいのです。
大きな目で見れば、やりなおしがきかないことというのは、それほど多くはないものです。
分かってはいるんだけど、1回1回、間違いや失敗があると、世界が終わるかのようなショックを受けてしまう。
失敗や間違いから学ぶことによって、より良い人間になる可能性は大きいのです。
自分をいたわりましょう。
学ぶってよく分からないんだよね。
労りは理解したから、今日から始めてみよう。