12/26のカウンセリングの記録です。
ひとしきり近況報告をして、マンダラ塗り絵(写真ではなく実物)を、カウンセリングの先生に見て貰った後、愛着障害についての話をしました。
愛着障害とは、乳幼児期に長期的に虐待やネグレクト(放置)などを受け、子どもの頃に得るはずだった他者、特に養育者に対する安全感・安心感を獲得することができなかったために引き起こされる障害の総称です。
もっと詳しい話が知りたかったので、先生に「愛着障害について教えて下さい」と言ったら、「ほらまた平べったい質問をする」と、先生に苦笑されました…
ところで、私はこれまで愛着障害という用語を知らなかったわけではありません。
知っていたけど気にしていませんでした。
それが、最近になって急に気になりだしました。
そういう気持ちの変化は何故だと自分では思っているかと問われたので。
何度も書いてると思いますが、私は虐待の記憶に疑いを抱いています。
虐待されたというのは自分の思い込みではないかと思う日もあるほどです。
それである夜中、眠れずに、毒親診断やアダルトチルドレン診断、機能不全家族診断など、虐待の証拠を求めて、診断をやりまくったときがあったんですね。
その時に思いついて、愛着障害についての診断もやったんです。
色々やったけど、愛着障害についての診断が、証拠として一番確実だと思ったから、最近、愛着障害について、気になるようになったのだと話しました。
ふと思いついて、スマホで、愛着スタイル診断テストを先生と一緒にやりました。
途中までやって先生が「結果を見なくても分かる気がする」と言いました。
何故かというと私が、全45項目の「はい・いいえ」で答える質問のうち、ほぼすべて、典型的な愛着障害持ちの人が選ぶ答えを選びまくっていたからだそうです。
診断の結果、私には愛着障害があり、タイプは不安型の傾向が非常に強いことが分かりました。
不安型とは、絆を過剰に求めすぎるタイプ。「愛されたい」「見捨てないでほしい」という気持ちが強すぎて、他者に依存しては破局するパターンを繰り返しがちなタイプです。
また、回避型も無視しがたい要素として私が持っているという事も分かりました。
回避型とは、絆を軽視しすぎるタイプ。「傷つきたくない」「責任を負いたくない」という気持ちが強すぎて、他者と親密になれず自分の殻に引きこもりがちなタイプです。
愛着不安が強く、対人関係に敏感なタイプだそうです。
愛着不安とは例えば、自分が求めていることをやってもらえなかったときに激しく怒る。
あるいは、自分が期待している反応がかえってこないことに対して不安が生じて、それが怒りという表現になる。
そういう行動パターンになることがよく知られているのだそうです。
同時に、愛着回避が強く、親密な関係になりにくいタイプでもあるそうです。
愛着回避とは例えば、頼られたり期待されたりすると怒る、という行動パターンで知られているようです。
こんな風に、不安型と回避型を併せ持っているので、私は、傷つくことに敏感で、疑り深くなりやすいタイプであり、更に、親(養育者)との愛着の傷をひきずり、不安定になりやすいタイプだということになるそうです。
私的にショックだったのが、安定型愛着スコアが0であったことでした。
45項目もあるのだから、1つくらい、安定型(愛着障害でない型)であるような回答をしててもおかしくないと思うんです。
それが、0だったなんて…
虐待の証拠を求めて始めた愛着スタイル診断テストでしたが、こうして診断してみると、それはそれでショックを受けるものなのだなあと思いました。