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ruines

廃墟で紡ぐ、本当の想い…。

歩き出す時、自然に手を繋げる事が、こんなにも嬉しい。



指を絡めて、顔を見合わせてはにかんで、同じ歩幅で歩く。




それが、こんなにも、こんなにも嬉しい。

一番辛い時に支えにならないような人を、彼氏と呼べるのだろうか。


あたしが1人で部屋で泣いている時、彼は打ち上げで仲間と飲んでいたらしい。


愚痴を聞いてもらいたいとか思った訳じゃなく、ただ少しでも声が聞きたくて、「電話しても良い?」ってメールで聞いたけど、気付かなかったと、翌日メールが来た。



彼にとって、あたしは何?



あたしにとって、彼は、何?




いつでも傍に居たいなんて贅沢な事は言わない。

でも、本当に辛い時、心の支えにさえなってもらえないのに、その人にすがりつく意味なんて見い出せないよ。


泣きたい時に電話して、毎回毎回都合よく出てもらおうとも思ってないけど、そればかりが続くなら、「付き合っている」意味なんか無いんじゃないかと思う。




そしてつくづく思う。



あたし、本当に恋愛向きな女じゃないんだ。


好き過ぎて、ヤバイ。

逢いたくてたまらないの。


人間関係にドライだと思っていたあたしが、まさかこんなにも人を好きになるなんて、予想さえしていなかった。




心が、掻き乱される。



でも、好き過ぎて、不安が消えない。

心に燻るのは、嫌われてしまったら、という、疑念。




こんな事考えてもしょうがないのに、ずっと、そんな事ばかり考えて、不安になっている。




だから、逢いたい。

逢って抱き締めて、「好きだ」と、言って欲しい。

毎日でも。

不安になるたびに、そう思う。

初めて、人生において初めて、彼氏と呼べる存在ができました。


それもあたしの誕生日、8月31日に。。。




あたしはフツーに仕事だったんだけど、マネージャー達の配慮で17時上がりが15時あがりになって、意気揚々と帰ってきて夕飯食べてケーキ食べて、待ち合わせの場所へ。




誕生日に逢う事になったのは偶然だったけど、でも、これで良かったんだね。






結構お酒飲んで、23時を回った頃店を出て小さな公園へ。

ベンチに並んで腰掛けて、まったりと色んな事を語った。



ずっとあたしをからかう彼に、思い切ってその真意を聞いた。




そしたら、答えてくれた。




生まれて初めて「好きだ」と言われた。






それが、どれだけあたしの心を揺さぶるか、本当に奴は解って無いんだと思う。




でも、あたしはそれを大事にしたいと思った。






とりあえず、暫くは、鬱病みたいにはならずに済みそうです。


頭を撫でて、優しい言葉をくれるの?


「大丈夫」

その言葉が、どれだけあたしの心を揺らしてるか、解ってない。


なのに、相談したい事があると言って誘うと、「用事がある」って、どうして?

用事って、何?

それが一度や二度じゃない。


どうして?


居酒屋バイトの飲み会で、閉店後のお店で飲んでる最中に、2人で輪から抜け出して、静かな所で座り込んで話してた時は、あんなに優しく笑ってくれたのに。


なのに、メールでは素っ気無い。

所詮、あたしはその程度って事?




解らない。

解らないよ。



貴方にとって、あたしは、何?