アラフィフのカール・ルイ美です。

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私の住む地域の中心部は

再開発の真っ只中だ。



雰囲気のある素敵な煉瓦造りの

あの老舗のデパートも

何年か前に閉店してしまい

あっという間に壊されて

建て替えではなく

違う建物が建ってしまった。

なんとも寂しい。。。



そんな先日、

とあるデパートが

◯◯年の幕を閉じた。



そのデパートは

私が高校生の時に

初のアルバイトをした

和菓子屋さんが入っていた。

当時は時給628円ね。安!!

東京から比べると安いどころか

最低賃金に近い。



当時学校が終わると

すぐにバイトに行き、

お店に立った。



私の他には

店長、正社員男性、正社員女性、パート女性の4名がいた。

初バイトの私は

社員女性とパート女性から

ビシバシと教育を受けた。



ハテナだったのは

夕方からの

謎の声出し

だった。

しかも大声。



夕方17:30を過ぎると

仕事帰りの人がちらほらと

デパ地下に姿を見せた。



そのお客さんたちの

足を止めるために、

店先でめちゃくちゃ大声を出す。




いらっしゃいませ〜

◯◯◯の△△△はいかがですか〜!

×××もありますよ〜!



ってめっちゃ大きい声で

とにかく言いまくる。



初のバイトで

この大声はなかなかしんどかった。



当時は内向的で人見知りが

極端にあったので、

この大声出すやつ、

すごく苦手だったけど

自分の殻を破るには

いい経験だった。



この大声、

うちの店だけではなく

他の店も声を出してて

ものすごいうるさい空間だった。

今のデパ地下では考えられない。



大人になって

デパ地下に行っても

大声出してる店員さんなんて

いないんだよね。



あの時期

あのデパートだけ

行われてたんだろうか。

・・・今でも謎すぎる。



辛かったけど

アルバイトって

社会人になる予行練習みたいなもんで

アルバイトのいろはを

右も左もわからなかった私に

叩き込んでもらえて

本当にとても感謝している。






初のバイトで

謎の声出しから

30年たった今。



社会人となってからも

あのデパートには

仕事帰りに毎日のように徘徊してたな。

家に帰りたくなくて時間潰したりもして

寄り添ってもらってた気がする。

めちゃ浸ってるw



シャレオツ感ゼロの

昭和感漂うデパートなんだけど

無くなると思うと

なんだかやっぱり寂しい。



って

何年後かにできる

新しい施設ができたらできたで

無くなったデパートのことなんか忘れて

大はしゃぎで行くんだろうけども。。。