私の父は10年前に他界している。
家の外では外面が良く社交的だが
家にいる時は喋らなくて
何を考えてるかわからなかったから
私からも話しかけなかった。
父のことは好きではなかった。
高校生くらいまでは
よく殴られていたのだけど、
私が勉強できなかったのは
父に殴られて打ちどころが
悪かったからだと本当に思っている。
父の病気が発覚してからも
歩み寄ることがあまりできず、
距離があるまま死んでいった。
今更だけれど、
ガンの宣告のときも
1人で行かせないで
一緒についていけばよかったし
もっと病院に行けばよかったし
普段から話をしておけばよかった。
このように
後悔してることが山ほどある。
義父は口数が少ないけれど
穏やかでいつもニコニコしていた人だ。
少しずつ話して
距離を縮めようと思ったが
なかなかうまく話せなくて、
社交性があって話しやすい
義母とばかりと話していた。
結婚して4ヶ月で
義父が急逝したので
実はあまり話せていない。
今これをとても後悔している。
父の時に後悔していた
「もっと話せばよかった」を
義父に対しても
同じ後悔をしている。
何度も同じ間違いをしてしまう。
アホだよな。