今年も2月22日の「猫の日」が近づいてきた。「猫の日」はペットフード工業会を中心にした猫の日制定委員会によって1987年に制定された記念日。
「2」が3つ並ぶと、猫の鳴き声のような「にゃんにゃんにゃん」と読めることから2月22日が選ばれたのだが、アニコム損害保険は毎年この日に合わせて発表している「猫の名前ランキング」と「猫の人気品種ランキング」の2010年版をまとめた。


このランキングは同社のペット保険「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の猫、約7,400頭を対象にしたもの。その結果、「猫の名前ランキング」は次のような結果となった。


◎2011年総合ランキング(※カッコ内数字は昨年の順位)
1位 モモ(2)
2位 レオ(6)
3位 ソラ(1)
4位 ココ(3)
5位 マロン(5)
6位 リン(7)
7位 サクラ(12)
8位 コタロウ(11)
9位 メイ(4)
10位 ルナ(5)


総合トップに輝いたのは、特に女の子の名前として圧倒的な人気を誇る「モモ」だった。「モモ」は第1回~第5回までの調査で不動の1位だったが、昨年は「ソラ」に抜かれ2位に転落。今回の調査では2年ぶりの1位に返り咲いている。


ちなみに長年“猫らしい名前”と言われてきた「タマ」は48位。同じく「ミー」は60位、「ミケ」はランク圏外と、昨今はすっかり影を潜めているようだ。



続いて、「猫の人気品種ランキング」の結果は次のとおり。

◎猫の人気品種ランキング(※カッコ内数字は昨年の順位)
1位 スコティッシュ・フォールド(1)
2位 アメリカン・ショートヘア(2)
3位 混血猫(3)
4位 ロシアンブルー(4)
5位 マンチカン(12)
6位 ペルシャ/チンチラ(6)
7位 ノルウェージャン・フォレスト・キャット(6)
8位 メイン・クーン(5)
9位 ラグドール(11)
10位 アビシニアン(8)

トップに輝いたのは「スコティッシュ・フォールド」。一昨年、昨年に続く3連覇と、不動の人気を誇っている。「アメリカン・ショートヘア」も昨年同様の2位となり、2大品種の人気は絶大だ。

躍進が目立ったのは、昨年トップ10圏外だった短い足が特長の「マンチカン」と、大型の長毛種「ラグドール」。特に「マンチカン」はテレビ番組などメディアで紹介される機会が増えており、一気にブレイクしたものと見らている。
日本人が大好きな食材であるエビとカニ。そんな2つの食材について、マルハニチロホールディングスは「エビとカニに関する意識調査」を実施した。


この調査は、年に1回以上エビとカニ(加工食品を含む)を食べる15~59歳、1,000人を対象に行われたもの。
まず、単刀直入にエビとカニ、どちらが好きかをたずねたところ、全体では「エビが好き」(好き+やや好き)は36.3%、「カニが好き」(好き+やや好き)は32.7%、
「どちらも同じくらい」は31.0%となり、「エビ派」「カニ派」「中立派」は拮抗する結果となった。


ただ、男女別で見ると異なる傾向が見られ、男性は「カニ派(カニが好き)」が39.6%、「エビ派(エビが好き)」が33.8%と5.8ポイント差でやや「カニ派」優勢だったのに対し、
女性は「カニ派」が25.8%、「エビ派」は38.8%と、13.0ポイント差で「エビ派」が優勢となっている。


続けてエビとカニの「食べたい、食べてみたい料理」について質問。エビは「エビフライ」(71.2%)、「てんぷら」(69.5%)と揚げ物がワンツーを決め、カニは「茹でカニ」(60.0%)がトップとなり、
これに「刺身」(56.6%)、「焼きカニ」(56.0%)と、素材そのものを楽しむシンプルな料理が続いた。



☆エビのてんぷらは塩か天つゆか

この調査では、エビのてんぷらを食べる際に、塩で食べるか、天つゆで食べるかについても聴いている。すると、全体では「塩派」は42.8%、「天つゆ派」は56.6%となり、「天つゆ派」のほうが多いことがわかった。


また、エビのてんぷらやエビフライを食べる際に“しっぽ”を食べるかについてもたずねたところ、エビのてんぷらのしっぽは「食べる」が36.5%、
「食べたり、食べなかったり」が24.9%、「食べない」が38.6%という結果に。
一方のエビフライのしっぽは「食べる」が42.4%、「食べたり、食べなかったり」が25.2%、「食べない」が32.4%と、「食べる」割合に若干の違いが現れている。
数年前、日本で注目を集めた男性用ブラジャー。



「スタイルの見栄えが良くなる」
「精神的な安心感が得られる」


などの意見が聞かれ、売れ行きが伸びていると国内外のメディアで話題を呼んだのは記憶に新しいところだろう。


最近は一時期のように騒がれることもなく、落ち着いた感もあるが、今度は中国でブームが起きつつあるという。



中国最大のショッピングサイト「タオバオ(淘宝網)」(http://www.taobao.com/)では、男性用ブラジャーを販売する店が急増。
3日で在庫を売り切る店も現れるなど、需要が高まっているらしい。  



中国紙シャンハイ・デイリーによると、タオバオで人気に火がついたのは6月に入ってから。
「12元(約160円)から300元(約4,000円)まで」(シャンハイ・デイリー紙より)の男性用ブラジャーが40以上のオンラインショップで160種類以上扱われており、
「1週間の総売り上げが1万元(約13万円)」(同)に達する人気商品になっているという。
よほど売れ行きが好調なのか、今では360元(約4,800円)や450元(約6,000円)の“高級”商品も見られ、価格も上昇しつつある。



男性用ブラジャー販売を手がけるある男性は、299元の商品を3日で50個売り切るなど、あまりの人気ぶりに「大きな可能性を感じた」(同)そう。
彼は当初「保守的な中国人には受け入れられないかもしれない」と思いながら、日本から輸入した男性用ブラジャーを販売したという。
しかし、蓋を開けてみれば3日間で在庫がなくなる予想以上の成果が得られ、思わぬ人気にニンマリだ。



この人気は中国のネット上でもすでに話題になっているようで、「お笑いものだ」「男にとって侮辱的」「女々しい」など、否定的な意見も少なくないと伝えられている。
一方で、同紙は最近中国の間で「偽娘(wei niang)」と呼ばれる、女装をする男性が増えているとも紹介され、「こうした傾向はタイムリー」との見解も。
日本では女性的な服装を好む男性が話題に上る機会が増えているが、中国でもこうした男性が多く出現したことが、男性用ブラジャー人気に繋がった1つの要因のようだ。



注目を集め始めたばかりとあって、タオバオでの男性用ブラの購入申し込みは、現在も立て続けに寄せられている状態だという。
日本ではいろいろな方面で巨大になった中国経済に期待する声が聞こえてくるが、男性用ブラジャーもひょっとしたら大きなビジネスチャンスになる可能性も。



今後さらに人気が拡大していくのか、その動向が気になるところだ。