使用しなくなって何十年も経過した家屋や施設を再利用して、新たな価値を作り出す。



それ自体は良いアイデアで、実際にそうした事例は古今東西いくらでも存在していますが、
米マサチューセッツ州のボストンでは今、ある“再利用計画”が議論を呼んでいます。



米紙ボストン・ヘラルドやボストン・グローブなどによると、この計画はボストン市の公園・リクリエーション施設局が進めているもの。
同局は管理する2つの建物をカフェとして活用することを検討しています。



候補に挙がっている建物は、ボストン・コモン広場にある「ピンク・パレス」と呼ばれるゴシック風石造りの建物と、
バック・ベイ・フェンズ地区にある「ダック・ハウス」という、20年以上閉鎖されている古めかしい建物。
どちらもレトロな趣きで、確かにオシャレなカフェとして話題になりそうな外観です。



しかし、これら計画には「とんでもない」と顔をしかめている人々も。実はこの2つの建物。現在は使用されていないとはいえ、元は「公衆トイレ」なのです。
計画にあるカフェは食べ物を扱う場所だけに、躊躇する人が現れるのは不思議なことではありません。



一方で「話のネタになるから、ぜひ」とこの計画を面白がって後押しする市民も多く、ひょっとするとボストンの新しい観光名所として賑わいを見せる可能性も。
まだ決定には至っておらず、今後どうなるかは流動的ですが、どのような結論が出るのか気になるところです。
Exciteの「世界びっくりニュース」から抜粋。
勝ち負けを調整しているなんて意外。亭主は抑圧されるだけではなかったのか(笑。
カップルのいさかいを「反目する国家同士のように」と比喩する経済学者のコメントも面白い。
これは紳士の国イギリスの事例ですが,日本で調査すると,一体どんな結果になったでしょうか。


Excite「夫婦げんか、勝敗をバランスよく分ける傾向」
→http://www.excite.co.jp/News/odd/E1303190179229.html
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[ロンドン 18日 ロイター] 夫婦間のいさかいでは、結果が公平になるようお互いに勝ち負けを調整する傾向があるという。ロイヤル・ホロウェイ(ロンドン大学)のアリステア・マンロー教授のチームが英国王立経済学会の年次会合で発表した。


調査ではカップル82組を対象に、質問と選択肢を提示して彼らがどのように判断を下すのかを調べた。


カップルはまず、2人で参加するゴーカートレースや2人分のディナー券や観劇券などの選択肢から希望するものをそれぞれ選択。その後2人の好みが分かれた部分について話し合い、カップルとしての決定を下すよう求められた。


22組のカップルがそれぞれの主張を半分ずつ反映した一方、6組のうち1組はどちらか片方のみの意見が取り入れられた。


また、特に結婚生活の長いカップルでは、項目ごとにそれぞれの主張を交互に取り入れる傾向がみられた。


今回発表された調査に関して学会のウェブサイトに掲載された声明では、「経済学者はしばしば、カップルのいさかいについて、反目する国家同士のように、最も重要性の高い事柄について自分が勝利できるようお互いに駆け引きや交渉を行うものと思い込んでいる」と指摘。


しかし、今回の調査では「結婚したカップルは勝敗を交互に分ける傾向があり、これは夫婦がお互いの関係において公平性の維持を重視していることを示している」と説明した。」
ここ数年、米カリフォルニア州のある街では、夜な夜な靴やおもちゃといった小物類が頻繁に盗まれる“事件”が発生していた。
その数は3年間で少なくとも600点ほど。しかし、住民たちにピリピリとした空気はなく、今日も街は平和な空気に包まれているようだ。

米放送局KGO-TVや米紙ニューヨーク・デイリーニューズなどによると、カリフォルニア州サンマテオでは、ここ数年、夜間にモノが盗まれる被害が多発していた。
中でも5歳の少年イーサン・マクレランドくんの家は「いつも盗まれる」(米放送局ABC系列KGO-TVより)というほど深刻。
盗まれるのは、洋服や彼のおもちゃといった小物類ばかりで、ほかにも靴やタオル、手袋といった衣料品などが無くなり、「ママの水着が盗られた」こともあった。
そんなとき、住民たちは警察へ通報したりはせずに、ある家へと向かう。


彼らが向かうのは、マクレランドくんの家の近所に住むジーン・チューさんとジム・コールマンさんが暮らす家。
ここに行けば、まず間違いなく無くなったモノが取り戻せることを住民たちは分かっている。つまり彼らは、盗んだ“犯人”が誰なのかを知っているというわけだ。


その“犯人”は、やや体型がぷっくりとした愛らしい姿の猫・ダスティ。「昼間はごく普通のペット」として家でおとなしく暮らしているこの猫、夜になると行動が一変し、外を徘徊しては悪さを繰り返していた。


この話を知った米動物専門チャンネル「アニマル・プラネット」は、ダスティの行動を探るべく路上に暗視カメラを設置。
すると、頻繁にカメラの前を通り過ぎるダスティの姿がとらえられ、その口にはタオルやぬいぐるみなどがくわえられていた。
この様子はダスティのキュートな一面として同局が紹介。周辺の住民たちに受け入れられてることもあってか、米メディアを中心に、この話題は好意的に伝えられたようだ。


飼い主のチューさんによると、ダスティはこの3年間で600ものアイテムを盗み、いつぞやは一晩で11点も集めてきたこともあるそう。
それらはチューさん宅で整理して保管され、何か盗まれたと気が付いた人たちはすぐに家を訪れ、「自分たちのモノを取り戻していく」(英紙メトロより)のが当たり前になっているという。


近所の人たちはダスティを「泥棒猫」と呼び、もはや「彼の行動を誰も気にしてないようだ」とも話すチュさん。
マクレランドくんの家族も盗まれないよう気を付けてはいるが、繰り返し被害に遭っても「どこに行けば良いか分かっているから」(米放送局KGO-TVより)と警察に通報するつもりはないという。
今のところはちょっとしたいたずらとして黙認されているダスティの行動。住民たちの寛容な対応が続く限り、深夜の“犯行”はこれからも繰り返されていくことになりそうだ。