僕は独り
私は独り
最初はその状況にすら気付かなかった
いや、気付かないふりをして強がっていた
けど、ある授業で担任から授業で配布する
資料を取りにいくよう頼まれた
そのとき、一緒になったのが
中村 しず
大人びた顔立ちだが、かわいさが残った
女の子らしい女の子
感じがよかった
「月島さんだっけ?話すの初めてだね」
私より身長が高い
(いや、僕が低いだけか)
「そうだね」
「なんか、違うところからきたんでしょ?」
「まぁ。そうだね、ちょっと事情でこっちに」
「そうなんだ、思ったより普通の子だね。ん?なんか言い方おかしいか」
そういって顔をそむけた
なぜだろう、悪意を感じなかった
むしろ、好意を持ち始めた
これが中学初めてのお友達1号
中村さんのおかげで何人かと仲良くなれ
家に遊びにいくような関係にまでなれた