不吉な招待状をNetflixで観ました。
ネタバレ無しです。
主人公ウイルのもとにパーティの招待状が届きました。
昔の親友達10人位を誘ったパーティとの事で、
ウイルはパートナーのキーラと共に参加します。
会場となるロス郊外のとある家は、お洒落な感じの大きな屋敷です。
家の主デビットとその妻エデンは、ウイルとキーラを温かく迎えます。
観る前にあらすじを読まなかったというのもあるんですが、
最初情報がほとんどないので、
観ててチンプンカンプンです。
ですがちょっとずつ色々な事がわかってきます。
ホスト側の妻エデンはどうやら昔、主人公ウイルと夫婦だったようだ。
招かれた家は、昔ウイルとエデンが夫婦だった頃住んでいたようだ。
参加した他の親友達の反応から、どうやらウイルとエデンは夫婦時代に
なんだかとてつもなくヘビィな出来事があって離婚したようだ。
ウイルはその出来事を未だ引きずっているようだが、
エデンの方は克服して、今はデビットと共に穏やかに過ごしているようにみえる。
などなど。
物語はしばらく淡々と進んでいくのですが、
「結局ウイルは昔この家で何があったのか」
という事が気になるので、色々な事が怪しく思えてきます。
誘われた旧友達がほとんど揃ったところで、デビットは
メキシコで関わった、とある宗教の紹介を始めます。
この宗教のお陰でエデン夫婦は心が救われ、
穏やかな生活を送る事ができるようになったとの事です。
親友達は「おいおい宗教の勧誘なら勘弁してくれよw」
と冗談まじりに冷やかすのですが、
デビット・エデン夫婦は動画まで用意して大真面目です。
ウイルに接するエデンは何だか妙に艶めかしい気がするし、
それなのにエデンの現夫であるデビットはウイルにやけに親身で、
それがまた、いかにも何か裏がありそうで気持ち悪いです。
ウイルも同じく違和感を持ち、その違和感がどんどん膨れて、
やたらとピリピリしてしまいます。
そのせいでちょっとした言い争いなんかもしたりして
ウイル、かなり浮いてしまいます。
昔の我が家に来て、ウイルが神経質になってしまっただけなのか、
それともやっぱりこのパーティには何か裏があるのか、
そのよくわからない感じがジワジワと面白かったです。
まぁ、このタイトルのついた100分の映画が、
「結局違和感はウイルの気のせいでしたw実際はとっても楽しいパーティでした^^」
というストーリーであるはずはないんですが。
オチはなかなかシビれました。
ちなみにNetflixといえば、
以前私は「オレンジ・イズ・ニューブラック」を観ていました。
が、元々私は何話もある長いドラマを観る習慣が無いので、
内容はすごく面白いんですがやっぱり段々苦痛になってきて、
結局シーズン2の最終話の途中というところでストップしています。
で、たまに「あーオレンジ~観なきゃなぁ」と思い出したりするんですが、
その先も果てしなく長い事を考えるとどうしても続きを観る気になれず、
ちょっと後ろめたい気持ちでいました。
そしたらこないだ、Netflixからメールが届きました。
「<me>さん、続きを観ましょう」
「前回の続きを観よう」
この招待状にとてつもないストレスを感じて
お腹が痛くなってしまいました。