お父さんは「〇い人」！！

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尾張旭市で

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-お父さん-

先日は“お母さん”についてでした。

今日は“お父さん”についてです。

きっと、お母さん同様、お父さんという言葉の意味を知ることで、日本語って素晴らしいんだなぁ～って思えて、「お父さん」て使いたくなると思います。

まず、古代のお父さんは、自分や子ども、家族のために一生懸命外へ出て働いて、毎日毎日の食べ物、生活の糧を運んでくれます。

また、危害を与える賊が来ると追い払ってくれます。

そこから、「なんて尊（とうと）いことだ！やっぱり（父も）太陽さんのように尊い人だ！！」となりました。

この「尊い」という言葉から、お父さんのことを『とうと』というようになりました。

今でも地方によっては父親のことを『とうと』と言っている。

歌舞伎でも、「カカさま」に対して『トトさま』と言う。

この「尊い」の「ト」が残って、『お父さん』と言うんですね。

日本人は家庭でお母さんを“太陽”と呼び、お父さんを“太陽のように尊い人”と呼んでいるんですね。

-父犬-

父犬は母犬と比べ、あまり親らしいことはしません。

母犬は子犬をかいがいしく面倒を見ますが、父犬は我関せずといった感じです。

赤ちゃんが産まれ、母犬が面倒を見、兄弟同士で色々学びます。

それからだんだんと激しくなる遊びを経て、最初はまったく手を出さずにいた父犬たちが、やってはいけない決まり事をしっかりと教えていきます。

食事を摂っている父犬に近づこうものなら、その時その時の子犬の成長に合わせて、威嚇だけに留まっていたり、ガウ！と言って、子犬の口を咬んだり咬むフリをしたりします。

この父親のガツン！があってこそ、子犬たちは力関係を知り、そしてその行為に対して避ける術を学んでいくのです。

父犬の存在は非常に大事なのです。

母犬から愛情たっぷりの優しさ。父犬からは最後の刷り込みを経て、しっかりと犬の社会にとけ込める子たちへと成長するのですね。