複雑さを増す一因となった理由の１つは、ポイント式点火⇒CDI点火になったことから、6V用には無い配線を上手く割り込ませる必要が出来たこと…
もう１つはそのCDI点火ユニットと配線を、限られたスペースの中に上手く収める必要が出来たこと…
それに加えてフライホイール（アウターローター）の取り付け部が12V用に対応した製品しか出ていなかったので、その部分だけ金属加工をすれば済むのに、この街ではその加工を請負ってくれる所が見つからなかった為にやむなく6V用クランクシャフト⇒12V用クランクシャフトに交換する必要に迫られ、結果的にピストン&ピストンリングなど一式12V用のパーツに組み替える必要になり、さらに先日判明したシリンダーヘッドのキャブレター取り付け穴のネジ部の一部欠損により、シリンダーヘッド&カムシャフトまで12V用の製品に替えることになり、結果的には元のDax（6V）の外観とエンジンのままのように観えても、実は12V用の機械部品を多用したハイブリッドな？Daxになってしまいました（苦笑）
でもまあ、シリンダーヘッドのキャブレター取り付け穴の補修加工が出来ない限りは、反対側の穴まで欠損するおそれがあるので6V用のものは使えないし、取り寄せたシリンダーヘッドはカムシャフトを含めた新品のキットなので、この先バイクに乗れなくなるまで乗り続けようと思ったら、安心感を持てる対応をしたことは不本意ではあっても、仕方なかったなとは思います
先ずは新品のキットが届き次第6V用⇒12V用のシリンダーヘッド&カムシャフトに組み替えて、念願だった完成させ通勤に使えるようにしてから改めて、6V用のシリンダーヘッドのキャブレター取り付け穴の補修加工をしてくれる所を探します。
そして元のポイント式点火の単相コイルユニットの部分は取り外しが出来るので、このサイズに収まるような12Vの充電&点火コイルを自作すれば、点火系はポイント式点火のままで発電&充電系は12V化したDaxに出来るかな…