美も多様性の時代だと思う。
王道の美も凄く素敵で好き。
だけど、種類があるじゃない?
いちごも好きだし、オレンジもさくらんぼもメロンも好きいちじくだって。
それぞれ一級品だったら最高。
西洋占星術では金星が美を象徴する天体。
例えば山羊座金星だったら、
あたしは真っ先に大和撫子を象徴する。
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花。
無駄なものを省き侘び寂びの美しさがあり、凛としている。
それこそ和装が似合う、品格がある。
イメージとしては武家の女。肝も据わっていて主人の運命受動的に受け入れているようで、自分で選択して能動的に受け入れている。
芯の強さもあり、柔軟に受け入れて、動じない
そんな美しさがある。
美とは外も内も全てが調和して初めて極上のものに昇華されると思う。芸術的でもある。
内側の美は一見確認できないので、重要な事に思われないが確実に滲み出る、所作言動から内面の美の片鱗は必ず現れる。
中身がなく、外側が完璧な物もまた完璧な美しさ。
マネキンなんかがその最たる例。
美の基準は人それぞれで表現の仕方もまたそう。
世間に押し付けられた美だけが最高って言うのは疑問に思う。
大衆人気にあやかるのか、自分が真に思う美を追求するのかも人それぞれ。
ただ1番は自分が満足するかの一点だと思う。
美を表す言葉は数えきれないほどある。
愛おしい、雅、たおやか、麗しい、端麗、魔性、エレガントなどなど。
みんながみんか同じ方向性で競うのは勿体無い。
それぞれの個人か引き出せる、描く美の形は全く違っていてどれも突き詰めれば極上になる。
テンプレートの美を右習えでありがたがってあやかっているのはつまらない。
自分なるの美・美学を極めるのもまた一興。
世の中に多種多様の美しい物が溢れかえればこんなに幸せなことは無いんじゃないかとも思う。