「我が子はよい子」は母性的な愛
「よい子は我が子」は父性的な愛
※ここでのよいの定義は良い悪いの単純なものではなく概念。
どの人の中にも男性的な性質、女性的な性質が混在する。比率は様々。
その人のプライベートな面、社会的な面で必ずどちらも必要。
ワンピースの白髭は母性的な愛でロジャーら父性的な愛だと思う。
白髭は「バカな息子を――それでも愛そう…」
と言うけど清濁合わせ飲む、まさに海のような受容力。
ロジャーは「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ…探してみろ この世の全てをそこに置いてきた」
これは自分の意志を継いでいく者のために自分が山になって、次の世代に継承していく。
ワンピースは壮大な家族の物語としても読める。
尾田先生はそこまでわかってて描いてるんだろうな、すごい。
この世は二元性の世界で、2つのものから新しいものが生み出されて脈々と続いているって考えたら浪漫がある。