先月に自分の歩き姿を全身の映る鏡で確認し、こんなにも前屈み
で歩いているのか?とショックを受けて以来、物凄く背筋を伸ばし
て歩くことを意識していると、兎に角、脹脛(ふくらはぎ)・太股・腰・背中
(背筋)・肩そして腕までも筋肉痛の痛みに驚いている。
これも絶対に生活リハビリには良いのだろうとお金を掛けず健康を
意識している。
当然更なる老後の生活に不安を覚えていることや、
     3月24日のリサイタル講座への準備でもあるのです。
歌は下っ腹でなんて歌いません。
空気が声帯を振るわせて出すのが声です。
その空気は肺や若しくは(もしくは)身体の隅々まで入っていると
言う(皮膚呼吸)と想像すると理解しやすいかも知れません。
当然、肺臓や声帯の不調は声が出せないが、以前に
「子宮を切除しているので声が出せないのかも知れません」と
生徒に言われた時に「そのように、きちんとお話ができていらっしゃ
いますから歌えます」と答えた気がする。
声を出す、そして歌うと言う動作は先ず呼吸器系疾患だと辛いもの
ですが、それ以外ですと恐らく出し方の問題だと医者ではなく、
【ヴォイスセラピスト】の私は思います。
先ず、〈声を出すぞ!くちびる〉と言う気持ちが90%です。
そこに上手い下手のような評価や過去の辛い経験が邪魔をしてし
まう事も屡々(しばしば)です。
 
      此処に印刷の関係で無駄な行を入れますごめんなさい(≧▽≦)
 
空気の綺麗な山や海に向かって山彦のような大きな声を出そうと
した時や自分やくしゃみが出そうな時の上半身を思い浮かべてみ
て下さい。声の出し方なんて教わるものじゃないのです。
物心つかない赤ちゃんや幼児のあの遠くまで煩い程響き渡る声が
ちゃんと出せるのです。
  山彦や赤ちゃんの泣き声は一々腹筋を意識しますか?
呼吸と言う動きで息を吸ったり吐いたりします。呼吸の呼はよく
谷村新司さんの曲にも美空ひばりさんの曲にも音符あぁ~~~音符
いう歌詞を呼という字を書いてあることはありますが、息を出しな
がら声にするという喉の力ではない事を意味しています。
そして出そうで出ないくしゃみの時咳が続く時の様に口は閉じプンプン
鼻の脇や鼻の奥を広げて沢山空気を吸い込み一気に空気と、
ばい菌などを外に飛ばしますおーっ!DASH!
大笑いやくしゃみや咳が長く続くと腹筋や背筋が痛くなる状態を
 意識すると身体の仕組みが理解しやすいと思います。
 
さぁて7年振りに本格的に声楽家として歌うという仕事が近づいて
来たが今迄ならば常に精一杯歌いながら指導をしていたが、
最近では生徒だけが歌ったり、外谷さんが伴奏に来てくれる時も、
ある意味適当に歌っていたのだが、いざ歌い手として歌うと言う時
は又別である。以前に何度も「先生、歌いながらピアノ伴奏を弾い
てください」と録音目的で言われていたが、実はそれはとても大変
な重労働であるのです。更に移調したりハーモニーを付けたり、
時には既存の伴奏譜面通りに弾かなければならないなんてとんで
もない労働力や能力や技術なんですよ。更に歌いながら伴奏を
  弾きながら、生徒の歌も聴いて指導をするのですよ。
作品制作の中で唯一その瞬間に消えてなくなるのが音楽なので、
作品を観ながら添削や指導をするものとは全く違うのです。
例え録音しても、その音を出した瞬間はその時点で消えてしまい、
遣り直しは一切効かないのが面白くもあり、危険でもあり、安心で
もあるのです。ですから「消える芸術」「時の芸術」と言われます。
人間も動物も植物も、何処かを失ったり怪我をしてしまうと、
 生きていて使える部分が進化して生き延びます筋肉ダンベル
今私は、複数の大きな手術を受けた事と老化現象である。声の幅
や大きさや強さや張りは矢張り20代がピークだと思います。
そして歳相応の声質になる訳です。
   それが「声が熟す」と言う事だと思っています。
還暦を過ぎても20歳や30歳の声質(音質・音色)を出していたら
可笑しいでしょ爆  笑「声は身体が楽器だ」と昔から声楽の世界では
言われてきていますが、その通りだと思います。
         その身体と言う中には神経も含まれます。
恵比寿センターでの外谷さんの伴奏での講座では、只々声を出し
 
    此処にも印刷の関係で無駄な行を入れますごめんなさい(≧▽≦)
てメロディーをリードしたり、ハーモニーを適当に付けたりして指導
していますが、いざ歌い手として歌う時は、
     歌詞の一語一句を声の音色で表現します。
因みに「愛燦燦」の曲は3番までありますがルンルン音符
1番は清々と書いて「さんさん」と読みます。
   冷たくて冷ややかな水が身体に降ると言う感じでしょうか?
2番は散々と書いて「さんさん」と読みます。
   世の中の嵐が身体に吹きまくる感じでしょうか?
3番は燦燦とかいてタイトルの「さんさん」です。
   光り輝く燦燦とした明るさと希望を感じる言葉です。
「シクラメンのかほり」でも「真綿色したシクラメン」と「薄紅色の
  シクラメン」が出てきますが、その後に続く意味を理解しないと、
ちゃんとした歌にはなりません。
音域の広い曲や跳躍音が多い旋律はかなり体力を使います。
そして素人ではないので「出せません」「出ません」「出ませんでし
た」とは言えないのですブー出すようにせねばなりません。
その一つには曲自体を下げた移調をして弾いて貰うということも
有ります。これは年齢だけではなく、体調や環境や天気や湿度に
も関係して来ますし、若い頃の様に無茶苦茶に突っ込んで行けば
何とか出せてしまうと言うほど簡単ではありません。プロとしてくちびる
今日はほぼ4時間の講座で本番前の今の歌い方とその意味や出
し方の説明をしながらの講座だったので、タクシーで帰宅するも、
もう全身全霊疲れていて頂いたゴディバのお菓子を数個頂いて
そのままベッドで4時間も熟睡ターーーイムzzz
ブログを書かなきゃって起きようとするも頭の皮がヒリヒリするし、
身体中がコチコチで固まって痛みすら覚える笑い泣き
何時までこうしてちゃんと歌えるのだろうかショボーンはてなマーク驚き煽り
もう資金も体力も構想もないのでレコーディングはしないと思いま
す。絶対とは言い切れませんが・・・
なるべく今回が最後のリサイタル講座にならないようにはしたいも
のですが、以前から7年空きました。そして68歳になりその7年後
は後期高齢者の75歳。今の生徒(受講生)の何割がご存命でしょ
うか?今でも恵比寿センターの講座の平均年齢は90歳ですもの。
 

 間も無くバレンタインデーです。商戦には

乗りたくはないが、上手く利用をするのは良いのかも知れません。

過度な出費や恵方巻の様に食品ロスの無い様にしたいものです。

 

 

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