昨年の9月から始まった解体は完全に終わり、昨日からは建築業
者が入り土台を作り出したが、これまた大変なことになりました。
兎に角前のお宅とは元々一軒家を前後に分割した土地なので、
隣と言っても両脇のお宅やマンションとは違うし、西側のマンション
も私が越して来て当初は2軒の戸建てが境界線沿いにあって、
全部で8軒の家やアパート等が買い上げられて11階のマンショ
が建ったのは23年前になる。
前の家は築丸50年だそうだったから色々問題が次から次へと
てきた様だ。
我が家との境界線や境界点はきちんと出来ていて問題はないが
長い年月の間に坂の途中と言う事や地震も小さくても何度もある
中で数ミリや数センチずれることもしばしばだと思う。
相続での土地分割のこの地形はどうしても隣同士の隙間が狭くな
っている。
そうした場所は高いブロック塀の光の辺り辛い場所にも様々な
植物を植えては枯れ、植えては枯れして今やっと劣悪な環境でも
育つ植物に出会えていたのに、今回の境界線になるブロック塀解
体でそうした精魂込めて育てていた根や若い芽を殆ど削られて
られてしまったのだった。もしこれが有名な庭師や盆栽師の育て
ている植木や盆栽ならば、物凄く注意を払っていたでしょうけれど
野草にしか思えないでしょうし、この時期は根しかない状態なので
平気で土を削ってしまったのだった。
 
         此処に印刷の関係で無駄な行を入れますごめんなさい(≧▽≦)
 
解体業者の仕事ぶりや親切な対応で一旦は全てに目を瞑ったが、
昨日は更に我が家の表側の通路を削られ、3本の柿の木の根は
剥き出しになり、昨夜よりも更に土が削れている。そして朝その
状態で重機が動き出したので、慌てて窓を開けその話をした。
そして今日から来た土台作り業者の二人は何を言われているか?
最初は理解できなかったようだが、やっとべニア板で補強をして
その間に土を入れて応急処置をしてくれた。
 
たかが植物だと思うなかれムキーむかっ
この家を買った時、母が植えてくれて23年もかかって実った黒柿。
その枝を刺したら付いた2本目の黒柿は親子関係である。
始めて見た黒柿に感動して、Amazonで3年物の黒柿を買って、
本来ならばもっと前のお宅沿いに植えたかったのに、ブロック塀の
脚がかなり我が家に出ているのだ。仕方なく隙間に植えて翌年
危機が訪れたが持ち直してくれた5年物である。削り取られた植物
は、高いブロック塀の下で日当たりも悪い劣悪な環境でもしっかりと花を咲かせてくれる植物をメルカリで見つけたのだ。
5㎝程に伸びた枇杷の芽は、これも長年超劣悪な環境に置いてい
た枇杷の木が初めて実のって感動したのに、明日収穫しようと思
った矢先に烏に食われ種だけ置いて行ったのを植えた意味のある
芽だったのです。丁度落として行った種の数だけ芽が出たのです。
         
私は花を咲かせるのも好きだが、実を成らせるのが楽しみなので
直ぐお別れしなきゃならない1年草は殆ど買わないから
     どんどん育つ木を大概植えて楽しんでいるのです。
ですから枯れないので植栽は増える一方です。
写真を撮り忘れましたが、元々植わっていた大きな南天の木の
2本が下から綺麗な直角に幹が曲がり壁に沿って真っ直ぐ上に
伸びているのを見つけましたびっくり
南天の木も陽に当たろうと伸びたもののブロック塀にぶつかり
そのまま直角に上へ上へと育った様だ。
  どんな植物でも何とか生き延びようとしているんですよ筋肉ダンベル
また暫くして移動させて植物達を元の位置に戻さねばならない。
私が育てている沢山の植物は育てている者に性格が似て来るの
か?意外と適応能力があるし、我慢強いが土埃だけでなくブロック
塀粉塵やその他いろいろな物が撒き散らされ、水遣りも上手く遣れ
なくなっている中、元の位置でまた元気に育ってくれるかはやや
心配である。数か月後に家が建ち、その時の陽当たりや風当たり
や雨当たりはどうなるのだろうか?
そしてその新築物件は1億3千万円位になるらしいが、
    そういう家を買う人はどんなひとなんだろうか?   了
 
 
 

 

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