本来ならば、今日は家に閉じ篭っている筈だったが、明日は天気
が悪いという事で、昨日時計の電池を入れ替えて貰いに行った
近くの時計屋が開いていなくて、トイレに入る度にいつも置いて
いたその時計が気になるので、暖かい時間に出掛けて行った。
ボタン電池だという事や、この店の電池交換の
ポイントカードが一杯になっている事もあってである。
しかし、その電池はどうでも良いが、
ずっと閉まっている斜め前の立派なお蕎麦屋のことを聞いてみた。
常連客だと女将さんは言ってくれていたが、それ程行きつけでも
ない店だが、この辺では有名な美味しいお蕎麦屋である。
すると、堰を切ったように話が始まった。
我が家の前の坂の上の奥さんも凄い宣伝カーだが、
このおじさんも負けてはいないねぇ

「亡くなったから、もうやらないだろう?」から始まった。
数年前にそば打ちの旦那さんが亡くなり、息子さんが継いでいた様に思えたが、最近、随分目立つ奥様が亡くなったらしい。
「いいんだよ、残したから」と言う。「財産を残した・大金を残した」
という事らしい。
「あそことここにアパートは有るし・・・息子は独身だから~~~
娘は3ヶ国語以上話せる才女だから蕎麦屋なんか~~」
「あそこのうどん屋も閉めましたねぇ」
「あそこも、違うあの蕎麦屋ももう止めるようだよ。
どこもみんな残したからいいんだろっ」と話しは続く。
此処に印刷の関係で無駄な行を入れますごめんなさい(≧▽≦)
この辺の美味しいお蕎麦屋やうどん屋が全部閉じてしまう様だ。
時計屋の前のお蕎麦屋の経営者は、お二人とも亡くなったことで
そして、うどん屋もこのコロナで、
もう一店舗の蕎麦屋は跡継ぎがいないようで。。。。
専門店の継続って、居酒屋を43年も続けている新宿嵯峨野の
ユミちゃんもそうだが、中々店を維持するのはねぇ~~
大概、両親が始めた仕事を子供が継がされる感じである。
それが良いのか?どうなのか?は大変としか言いようがない。
そのことを言いたいのではなくて、「残した」という表現。
隣の人の懐具合は実際には分からないものだが、貸室業って
親の代やその前の代で建築費やなんかが完済していれば、
ある程度の収入が見込まれる。
両親だってその両親からの遺産相続かも知れない。と言うか?
都心に複数の不動産を持っている人って、
買った人の二代目や三代目だと思うよ。
先日も評価額が発表されたが、銀座のどこそこが
幾らって聞いても全然関係ない金額や価値だもの

更に、この新型コロナウイルス感染が解決せず、ロシアの戦争
まで勃発した今、世の中の経済は大変な状況になっている。
年金がどうの?学費がどうの?って政府もその時々の調子の良い
ことを選挙に合わせて喋っているが、一般市民の多くが生活に
喘いで(あえいで)いることを本当に知っているのだろうか?
日本国民も包装関係も、今日もデカ盛りだとか、メガ盛りだとか
大食い選手権だとかを放送して恥ずかしくないのかっ



まぁ食品ロスではないが、今ウクライナやロシアの人々も食料を
手に入れるのが大変な事態であるし、今後日本も世界中が
食料の配分や輸出入の新たな試練に立たされるのは
火を見るよりも明らかである

もう一つは、親が財産を残し、その遺産で子供は働かなくても
一生暮らして行かれるお金やそれ相当の物を手にする。という事。
我が家の坂の上の宣伝夫人も、自分の知り合いで
そういう人が居てどうのって随分聞かされている私である。
きっと私なら、不動産業をもっと大きくするだろうねぇ

他人事だから、平気でそんな想像も出来るのだろう

でもねっ、もうアパートなんて言っている自体、かなり
古い建物だと想像するじゃん
そうなると、維持費も大変だし、

家賃も値上げは難しくなっているでしょうしねぇ



私の様な年代や時代の人が賃貸業をしようとしても、
儲からないっていうのは常識だものね。
祖父母や両親から受け継いで、今はそれで食べていかれても、
此処にも印刷の関係で無駄な行を入れますごめんなさい(≧▽≦)
後どれ程持つのだろうねぇ・・その建物。
それよりも、それよりも、そうしたお金や財産を手にすると、
矢張り働く意欲は無くなるのだろうか?????
それも悲しいし虚しいものだねぇ



確かに、そのお蕎麦屋の女将さんの姿は派手ではあった。
「奥さんは、この区の商店会の女性の副会長までなっていたし、
長い事、日本舞踊も習っていたしねぇ」と時計屋のおじさん。
日本舞踊を教えていた師匠も大金を注ぎ込んでくれていた
大事な弟子が一人減ってお気の毒様



私も宣伝婆みたいだが、近所の大きなお屋敷に
私と同じ歳の男性が一人で暮らしている。
しかし、廃墟の様であるし電気が点いているのを見たことも無い。
お父様はかなりのやり手でこの多いな建物を買ったようだが、
私がここに越して来るかなり前に亡くなっていて、お母さんと
二人暮らしだったが、その母親も手を借りなければ生活が
出来なくなり、嫁に行った娘の所に引っ越してしまった(ようだ)
その奥様とは何度も挨拶や会話をしたが、末のこの息子は、
若い頃から引きこもりで働いたことも無いと聞いた。
働く意味や楽しさを与えられないのも、不幸かも知れないねぇ

は~~い、この二つの鉢の花が昨日新入りしました。
心配していた紅葉も新芽が付いてきました。元々種類の違う
3種類を買ったのですが、1種類は枯れてしまって残念です。