現役の音楽家で有りボイストレーナー・ボイスセラピストの私は
今日も多くの方を指導してきました。
今日の個人レッスンでの発見!あっこれって皆
勘違いしていると気付き今日の記事にしました。
複数の人達とのカラオケで恥をかかず、
上手く聞こえるコツを教えます
1・上手く歌おうと張り切らないこと。 張り切る=頑張る=自信や
技術がないのでエネルギーで押し切る。
2・大声を出さない。 大声が出せれば上手い!ではありません×
聞き手にはうるさく感じるだけです。
3・低音を唸らせない。演歌等は恨み節に聞こえます。
哀れみさえ感じます。剣舞とは違うことに気付いて。
4・その歌をヒットさせた歌い手の物真似や歌真似は
ただのコピーで芸術では有りません。
5・こぶしもほどほどに。 やり過ぎは喉を傷めます。
こぶしは喉の力みを取る目的でもあります。
6・感情を込める必要は有りません。素直に歌えばそれだけで
表現できます。その為に作詞作曲家が作っています。作詞
家の言葉を最大限に生かすメロディーを作曲家は作ります。
それ以上の感情を込めると厚化粧の聞き苦しい歌になります。
7・貴方の歌は誰も期待して聞いていません。拍手も次に自分が
歌う曲を選びながら惰性で条件反射的に叩いているだけです。
此処に印刷の関係で無駄な行を入れますごめんなさい(≧▽≦)
8・ロングトーン(正式な呼び名では有りません)やノンブレス・
カンニングブレスが歌が上手いとは異なります。
静かにたっぷり息を入れながらうたうことが大事です。
9・歌詞ばかり必死になって見ないこと! 一生懸命に画面の歌詞
を読むと目力で喉や首が張って声が出し辛くなります。
10・大きな声を出したい場合は、なるべく短めに!
そしてクレッシェンドを有効に活用することがお薦めです。
クレッシェンドとは「段々大きく」という音楽用語です。
これだけは覚えておいて下さい。
カラオケで歌の上手い人はおりません。
物真似は多々いますが・・・
もし、上手いと思う人がいたとして、貴方はその人が
有料の演奏会や作品を出した時行きますか?買いますか?
歌で人のこころや勇気を届けたい!なんて100%無理です。
プロですらそう歌いたいと熱唱しても中々伝わりません。自慢した
い気持ちが少しでもあれば、直ぐに歌に現れて嫌われます。
まずは貴方が楽しく歌うことです。
評価など気にせずに楽しむことが伝わります
上手く歌えていない人の方が、好感度が上がりますよ。
(最後の行だけは2024年5月6日 22;55に加筆)
2024年5月6日修正(68歳)
更科寿子のホームページ
ここの色の付いたアドレスを触るだけです