『少年ハリウッド』と聞いて何を思い浮かべましたか?

すごく不思議な組み合わせですよね
『少年』と『ハリウッド』


いろんな考察があるでしょうが、大半の人は「ハリウッドに関係する何か」と思うはずです



が、残念ながら違います
ハリウッドはまったく関係がありません
(ちなみに私は少年探偵団のハリウッド版を思い浮かべました)



少年ハリウッドとは、
橋口いくよさんによる小説
またそれを原作とし小説の15年後を描いたテレビアニメのことです
テレビアニメ版には後ろに『-HOLLY STAGE FOR-』という言葉がつきます




かつてハリウッド東京という劇場で結成された『少年ハリウッド』という男性アイドルグループ
初代から15年後のハリウッド東京を舞台に少年ハリウッドが再結成
『新生少年ハリウッド』としてカケル、キラ、マッキー、トミー、シュンの5人が巻き起こす
ドタバタ青春アイドルサクセスストーリー!(らしい※公式より)


もっと詳しく説明すると、いくよさんによる小説『原宿ガール』を元に
女性アイドル版から男性アイドル版へと設定を変更したものです



そしてもう1度言います

この作品はハリウッドとはなんの関係もありません微塵も関係がありません


これは、ある番組でこの作品の生みの親であるいくよさん自身が語っていたことなのですが
司会者の方に「この作品はハリウッドと何か関係があるの?」と聞かれた彼女は


まったく関係がありません
アイドルは、意味のないものがあると輝くんですよ



実際こういう言い方だったかははっきりと覚えていません
でも私の胸に突き刺さる言葉だったことは確かです




この言葉すべてに「少年ハリウッド」は詰まっています

人それぞれ考え方感じ方は違うかもしれませんが
「少年ハリウッド」という1つのアイドルグループを題材に
アイドルとはなんなのか、どういうものなのかということがなんとなく分かってくる
そんな素敵な作品です



そんな少年ハリウッドをテレビアニメ1期の1話のあらすじとともに紹介したいと思います



1話視聴前はまったくといっていいほど注目していなかった少年ハリウッド

正直「このアニメ好きかも…」となってきたのは1期の9話10話辺り
そして本当にこのアニメが大好きだと胸を張って言えるようになったのは2期を見ている途中でした




最初の頃は「なんだこのアニメは…」という感じで若干引きぎみ

それでも視聴をやめられず見続け
いつのまにか虜になっていた原因の1つが作中のキャラのセリフです



そして、1話の冒頭で主人公であるカケルが口にしたセリフ
今思えばこの時すでに私は、気付かないうちに少年ハリウッドの虜になっていたのかもしれません





気付けば僕はこの世界にいた
気付けば帰る家はあったし父さんも母さんも当たり前のように側にいて
気付けば公園で一緒に遊ぶ友達が何人もいた

小学校も中学校も家から歩いていける場所にあって当たり前のような時間を過ごした
高校受験の時も中学の先生に言われた通りの学校を受けたらうまく高校生になれた

気付かないうちにいろんなものが用意されている日々はいつまで続くんだろうと思うことがある
大人になって家を出て一人暮らしをしてもそれなりに働けば給料がもらえて
ちょっと行ってみたい場所ぐらいなら簡単にいけるかもしれない
それならこれが続いて欲しいとも思う

でもこれがずっと続くかもしれないと思うと
胸の辺りが少しだけざわざわする





私は以前女優を目指していた時期がありました
今でこそ夢を捨ていわゆる一般人として生活をしています

まだ夢を諦める年齢ではないですが夢を追い続けたいという気持ちはありません

それでも、憧れの気持ちがあるからかこのカケルのセリフはグサッときます


芸能界に憧れることは誰にだってあると思うんです
養成所に通ったりオーディションを受けたりと、目に見えた行動をせずとも

「テレビに映ってみたい」「ドラマに出たい」「自分の曲を出してみたい」


思いの強さは違っても少しぐらい考えてみたことありますよね

カケルの言葉、ちょっと胸にひっかかりませんか?






主人公であるカケルは少年ハリウッドが活動場所とするハリウッド東京のシャチョウに

「ね、君。アイドルにならない?」

とスカウトされます



「17歳でしょ?」と聞かれ「16歳です」と即答すると1度は諦めたものの
誕生日が近いことを知ると「ほとんど17歳じゃないですか!!」と食いついてきます

ほとんど17歳とは…




カケルはそもそも芸能界とかアイドルとかには興味のない人間です
少なくとも私にはそう見えました



そんな彼はシャチョウに

「あなたは小学校も行って中学校も行って高校にも行ってバイトもしてる。
その流れでアイドルになるだけってのは、どうでしょう」

そう言われアイドルを目指すのです


高校生で友達と遊びたい年頃の彼が、学校が終わった放課後の時間を割いて
特に興味もないアイドルになるためにレッスンを受けているのです
よく分からないまま、まるで部活動に励むかのように


胸の辺りのざわざわの意味にも気付かないまま







さて突然ですが、少年ハリウッドにはメンバーそれぞれに自己紹介が存在します
しかも振りつきで

振りはさすがに無理ですがセリフだけでも紹介したいと思います
(順番はアニメ1話から)




将来は世界的に活躍するアーティストになるのが夢だという彼



笑顔でキュン!怒りんぼにシュン
この八重歯にかけて、君の最後の彼氏になることを誓います
十五歳の高校一年生、シュンシュンこと、舞山春です!





高校中退の元ヤン?元不良?な彼



座右の銘は、仏恥義理魂(ぶっちぎりだましい)

ハンパなことは嫌いです
マッキーこと、甘木生馬、十八歳
夜露死苦(よろしく)






元大人気子役、故にプライドが高い彼



少し前まで、星の国にいたんだよ

このキラキラが見えますか?
君の希望の星になりたい
佐伯希星、最年少、中学三年生の十四歳です!





初代「少年ハリウッド」の大ファンである彼



世界一のラッキーボーイ

君の運気上昇担当になりたい
富井大樹十五歳、高校一年生です
お守りにしてね!






主人公、特に特徴もなく一番普通の彼



君の宇宙は、僕の宇宙

僕の宇宙は、君の宇宙つまり僕は君に夢中!
夢をカケルよ、風見颯、高校二年生の十七歳です!








痛いですね…
ファンの間では『事故紹介』と言う人もいます


少年ハリウッド大好きなのでこれを見るとテンションあがりますけど
何回見ても痛いなと思います



KAT-TUNの田口淳之介の事故紹介


入口出口田口でーす!



に匹敵するぐらい痛いです

ましてKAT-TUNと違い少ハリの世界で「少年ハリウッド」の知名度なんて底のまた底です
そんなアイドルがこんな事故紹介をしてるの見たところで現実なら鼻で笑って通り過ぎるだけです

彼らもきっと、自分たちが売れているアイドルなら全力でやったかもしれません
でも、まだ持ち歌もなければ方向性も何も決まっていないグループ


シャチョウにこれを覚えてやってみせてくださいと言われ、
トップバッターで披露することになったシュンは見事に引きつった笑顔でぎこちなくやってみせました

シュンはメンバー1、人からどう見られているかを気にする格好つけ野郎です
ひどい出来でした


そんなシュンにシャチョウは鼻で笑いながら一言「恥ずかしい…」と


「みなさん見ました?
恥ずかしいことを恥ずかしそうにやることがどれほどまでに恥ずかしいか」



なりきること、やりきることがアイドルにとって大事なんだとシャチョウは言います
悪い例を見せてくれたシュンにありがとうという言葉を付け加えて



ちなみに他のメンバーはというと…

マッキーは漢字が読めず、せっかくポーズを決めたのにぐだぐだ
子役上がりのキラは完璧にキャラを掴み、やりきった後はメンバーが思わず拍手
トミーはなんなくこなしカケルは渋った顔を見せながらもやりきりました


そしてこの後、シャチョウは彼らにこれからどうあるべき

…いえ、こうあっていてくださいという願いを込めた言葉を送り
新生少年ハリウッドになってもらうことを宣言しました


戸惑う子もいれば興奮する子もいる中1話のEDである「ハリウッドルール1・2・5」という曲を彼らに送ります
おそらくこれが新生少年ハリウッド初めての持ち歌でしょう


さきほども言いましたが少年ハリウッド作中のセリフはとてもグサッとくることが多いです
大半が、目を背けていたかったのにわざわざ言わなくても…という気持ちになるような言葉です

ですが衝撃の事故紹介が終わった1話後半の部分
カケルとマッキーが帰宅する場面での2人の会話は目からうろこ、というか…
普通に生活をしてたらそんなこと誰も思わないようなセリフが出てきます


それはぜひ本編で確認してもらえたらと思います
痛い痛い事故紹介も声優さんの演技付きで見ることができますしね
文章だけでも相当なものですがやっぱり声がつくと痛さが増します

一応言っておきますが私は少年ハリウッドの回し者ではありませんよ
ただただ少年ハリウッドが好きでしかたがないオタクです


少年ハリウッドのプロジェクトは今から始動といった感じですが
アニメ本編は1期2期とも放送終了しているのでぜひ見てみてください


ニコニコ動画バンダイチャンネルでは1話無料
またdアニメストアでも視聴することができます


個人的には月額約400円で全話見れるdアニメストアがオススメです
パソコンからならドコモユーザーじゃなくても視聴できますし
他、懐かしのアニメから最新のものまで全て月額のみで視聴できます


私が利用しているのはこの3つだけですが
最近は1話2、300円で動画が見れたり
月額費用だけで見放題のサイトはたくさんあると思うので
もし利用されているサイトにあれば見てみてくださいね


ちなみに視聴の際は、5話、10話の後に改めて1話から、です

個人的ではありますが、少ハリが大好きな私にとって初見でこの順番で見れるのは
ものすごく幸せだなと思います

もし時間があれば、5話、10話、7話、そして改めて1話からもオススメです
少ハリファンの方からは「7話をそこに入れるのか…」と言われそうですが




最後に声優さんの超個人的な紹介を少しだけ
(代表作も超個人的主観です)


◇カケル CV:逢坂良太
アニオタにとってはおなじみの逢坂くん
毎クール必ず1本主役をやっているのではないかというほど名前を見ないことがない
ハーレムものが始まると「たぶん逢坂くん主役だな」と予想ができるほど(そして大抵当たっている)
主役だけでなく主人公の親友ポジションも多いのでやっぱり毎クールいることになる
ただいい意味で声に特徴がないので見るアニメ見るアニメにいてもあまり気にならない
代表作はつり球、ダイヤのA


◇マッキー CV:柿原徹也
くどい、とにかくくどい
一言喋るだけで「あ、カッキーだ」と分かるほど声に特徴がある
女性向け作品に出演していることが多い(気がする)
中性的な少年や青年が多いが個人的にはうざいキャラの演技が好き
地声が意外と高いのでマッキーは珍しく低い声での演技だがたまに地声が出てマッキーじゃなくただのカッキーになってる
実はスペック超高い、マッキーと違ってすごい人
代表作はFAIRY TAIL、テイルズオブハーツ、AMNESIA


◇キラ CV:山下大輝
可愛い、笑顔が可愛い
少ハリメンバーでは一番若手(だと思う)
新人声優なのでこれからが楽しみ
可愛い系のイメージが強いが元気っ子とかも可愛くて好き
とにかく可愛い
代表作は弱虫ペダル


◇トミー CV:蒼井翔太
歌手活動がメイン?
「天使の歌声」と呼ばれるほどの持ち主でTHEカラオケ★バトルに出演
再出演の時に紹介VTRでトミーの映像流れて私は発狂しましたありがとうございます
声優としてはまだまだ若手
少ハリのように音楽絡みの作品ではとても重宝される
とにかく歌声が綺麗(トミーは綺麗というよりわちゃわちゃ)
代表作はうたプリ、ツキウタ。


◇シュン CV:小野賢章
何を隠そうハリーポッターシリーズのハリー役(なぜかオタク界隈では自慢のネタ)
アニオタ界隈で火がついたのは完全に黒バスの黒子役
元子役で舞台経験が豊富な面とはうらはらにアニメではマイナスイオン係の癒しボイス
かと思いきや最近ではがさつな役やったりしてイメージが壊れつつある
黒子の頃の純粋無垢な賢章ボイスはシュンで完璧に崩された(かつての黒子厨の嘆き)
歌唱力は高く個人的に少ハリメンバーの中で一番上手いと思っている
なんだかんだでシュンハマリ役だと思う、プレイボーイ系賢章先生も悪くない
声優業界における小野一族の最高傑作らしい
代表作はハリポタ、黒子のバスケ、AZ





◇テッシー CV:新田将司
存じ上げないのですが俳優さんらしいですね
声優らしくない演技ではありますがテッシーにぴったりで癖になる声です


ちなみにテッシーとは初代少ハリ、新生少ハリのマネージャーを務める謎多き男



一番ハリウッド東京を愛しているのではないかと思うほど少ハリに忠誠を誓ってる気がする
少ハリを陰で支えるなくてはならない存在
ポケットに虫をいれている


◇シャチョウ CV:浪川大輔
漢字が読めない愛すべきバカ、理解不能な発言が多い
芸歴は長く大御所と言ってもいいぐらいなんかいろいろ経験豊富な気がする
バカとか言っちゃいけないすごい人だけど、愛すべきバカ
いろんなことを乗り越えてそこにいる感すごいけどやっぱり愛すべきバカ
少年から青年まで幅広くこなすが個人的に当たり外れの差が激しい(主に演技)
シャチョウは当たり、シャチョウが浪川で良かったと心から思う
代表作は君に届け、ペルソナ4、ルパン三世




◇キャット CV:???



ハリウッド東京マスコットのキャットです
声優は…別作品からふくろうに縁のあるあの人です
公式サイトに載ってないのでここには書かないでおきます
まあ、キャットはミミズクなんですが…
マッキーにものすごく気に入られているのですがキャットはシュンがお気に入りみたいです
基本的にはテッシーの肩に乗っています





DVDについてくる小冊子にいくよさんによる本編の説明が載っているのですが
毎回毎回すごく独特な世界観で着眼点が違いすぎると感銘を受けます

1期の1話2話が収録されているDVDの小冊子では2話のカケルが歌うEDについて
番組でいくよさんが口にされた言葉に似たものではありますが


アイドルは、歌詞の世界観に浸かりすぎないまま、
もっと言えば歌詞を理解していないような状態で歌った方が、
素敵な悲哀が出る時ってあるんですよね



と発言しています


全てが胸に突き刺さるいくよさんの言葉
そしていくよさんが作り出した少年ハリウッドの世界


これからの活躍が楽しみです




(使用した画像はすべてこちらから)