2012年10月16日(火) 17:00-19:35/フロンタウンさぎぬま(川崎)

今日も良い天気。
寒すぎず、絶好のラグビー日和でした。
後半の5年生以上のクラスには体験生が4名も来てくれて、にぎやかなレッスンとなりました。

今日はレオコーチはジュニアジャパンのコーチのためお休みでした。


【小学生クラス】 17:00-18:15
■今日の練習
①サグビー・ラグビー(+ボール奪取&ラインアウト)
②ストレッチ
③No.コール2対1
④3対3
⑤ファンクショナル・ストレッチ(次のクラスのメンバーと一緒に)

一人一人、成長のスピードは違います。
それぞれに突然訪れる進化の瞬間は、誰にも予測がつきません。
最近は、今のメンバーの中では一番最後に入ってきたKくんの成長がよく目につきます。
そして今日は、一人だけの下級生、Rくんに大きな進化が訪れました。
コーチと同じチームで戦っている最中のできごと。

まずは、コーチから飛んでくるちょっと大人なパスをしっかりとキャッチできたこと。
大きな大人から飛んでくる大きなボールは、たとえうまく加減したとしても、(特に自分にスピードがついているときは)怖いものです。
いつも果敢にボールに食らいつくRくんですが、たいていはキャッチがうまくいかず、ノックオン(地面に落とす)になってしまっていたのです。
(まだ3年生のRくんの小さな手、身体には、3号球であっても大きすぎるのです)

それが今日はどうでしょう。
自分のスピードを全く落とすことなく、相手のいないスペースめがけて、コーチからのちょっと大人のパスをしっかりとキャッチ、素晴らしいランを見せてくれました。

そして、ここからがとてもびっくりだったのですが、いつもは突進型のRくん、コーチからのパスを受けてライン際を駆け抜けること数回、「今回は追いつかれる!」と思った瞬間、相手をひきつけての絶妙のリターンパス!!
それがまぐれでない証拠に、そのプレーの後に「今のリターンパス、すごく良かったね!あんなの初めてじゃない!?」と声をかけたところ、「うん、パスしたのも初めてかも(^^)」との答え。
自分の中にさっきのパスがしっかりと刻まれている様子でした。

こういった成功体験は自分の身となり肉となり、また次の機会には、無意識にできるようになっていくものです。

それにしても、いつも「うおーーー!」と突進していくRくんが、あの華麗なリターンパス。
レオコーチにも見せてあげたかったなあ(^^)


さて、レッスン中盤では、2対1をじっくりと練習。
人数も少ないので、毎回、プレーを止めながら、一人一人、スキルの修正を行うことができました。
それぞれ、マスターするまではまだ道のりは長いですが、自分の失敗したことを自分で認識できるようにはなっているため、根気強く、一緒に練習して、様々なプレーに応用できる基本スキルを、確実に身につけていきたいと思っています。

担当コーチ:林拓司


【小5・6/中学生/高校女子クラス】 18:05-19:35
■今日の練習
①ファンクショナルストレッチ(前半クラスメンバーと一緒に)
②リロード3対2
③リロード・ダウンゲーム
④4対4、5対5(ダウン、オーバーVer.)
④股関節、腹筋(ダイアゴナルシット)
⑤ストレッチ(各自)

一度に4名の体験生を迎え、進行は少しばたついてしまいましたが、4名ともラグビーのレベルも高く、素直で順応性も高いので、プレー自体はスムーズに交わることができました。

体験性を迎えるたびに、在校生の一人一人が、初めてラグビーパークに足を運んでくれた日のことを思い出します。
よく育つ年頃、身体的な成長ももちろんですが、スキルや感覚、また、メンタル面の成長を思うと、感慨深いものがあります。

そういった各自の成長を、何となく客観的に思い浮かべてみて、パークでのレッスンには、(スキルの成長の他に)次のような効果があるような気がしました。
(もちろん、各スクールでのご指導や、それに向かって一生懸命取り組む各選手の頑張りがあってこそのものですが)

それは、視野の広さ、反応の早さ、判断力です。
そして、そういったものを身につけるためには、真剣に取り組むこと、集中力を継続できること、自分で考える習慣とそれができる力、などが必要となってきます。

それらに気づき、磨くチャンスを与え、成長したいというモチベーションを育むのが私たちコーチの役割だと思っています。
うん、もっと頑張ろう。。。
頑張ります!


なんとなく思い浮かべたので、細かく分析すればもっといろいろな要素があるはずですが、今日の生徒たちを見ながら思ったことでした(^^)

担当コーチ:林拓司